子供達がアメリカの現地校(公立小学校)へ通い初めて4ヶ月が経ちました。
文化やカリキュラムの違いに戸惑うこともあるけれど、子供たちは、日本の学校より楽しいと言っています。
そんな現地校、日本との違いで一番戸惑っているのが、Fund Raisingのイベント。
学校のFund Raisingイベントは、全て寄付金集め。
アメリカは寄付文化が根付いていて、学校でも寄付が盛んなのは知ってはいました。が、その金額が、思っていたよりだいぶ高額でビックリ😱
子供達が現地校に編入してから、2つのFund Raisingイベントがありました。1つ目はReadathon、2つ目はJogathonというイベントです。
スクールイベントで、「動詞+a-thon」というイベントは、募金活動のイベントのことが多いようです。
子供たちは、昨年10月6日(水)に現地校に編入しました。そして、その翌週が、いきなりFund Raisingイベントでした😑 (知っていたら、もう1週間編入を遅らせたかも。)
この時のイベントは、Readathonでした。
編入初日に、子供がもらってきたお知らせ↓

子供たちにとっては、読書マラソンのこと。毎日読書をして、読書時間を記録し、合計時間を競いました。
また、子供たちの学校では、その1週間はドレスアップデーでもありました。
月曜 Book Character (本のキャラクターの仮装)
火曜 Silly Hair & Sock Day (変な髪型&靴下)
水曜 Mismatch Day (ミスマッチな格好)
木曜 Pajama Day (パジャマデー)
金曜 Spirit Wear Day (学校のTシャツを着る)
ドレスアップは、全員がしてくるわけではなく、半分くらいでした。パジャマと学校のTシャツを着ている子は多かったみたいです。
息子も娘も、恥ずかしいからと言って、何も着ませんでした。(一応、Silly Socksは週末に急いで購入したのですが…)
保護者にとっては、ただのお金を払うイベント。
Readathonというイベントについて調べると、子供が読んだ本の数や時間に応じて、寄付金を払うというのが一般的のようです。例えば、1冊5ドルで、自分の子供が20冊読んだら100ドル寄付する、というような感じ。
でも、子供たちが通っている学校では、子どもの読書量には関係なく、子ども一人につき、寄付金の目標額が$125でした👀
このイベントで集まったお金は、学校とPTAへ寄付され、PTA主催のイベントで使われる他、各クラスにも分配されるとのことでした。クラスに分配されたものは、クラスイベント等で先生が使うみたいです。
お知らせの手紙の他、PTAからもメールが届くし、クラスマム(各クラスのPTAの役員)からもメールが届いて、寄付をするようにというプレッシャーがかなりありました。
この時はまだ知り合いもいなくて聞くこともできなかったので、$125×2人分支払いました。
Fund Raisingイベント その② Jogathon
こちらは、現在進行形で行われている、Jogathonというイベント。
子供たちがもらってきたお知らせ↓

Jogathonは、マラソン大会というほどのものではなく、2月14日に、学年ごとに決まった距離を、クラスみんなでゆっくり走るというもののようです。
その他には、寄付金額に応じて、景品がもらえたり、クラスパーティーを開催できたりするみたいです。
こちらも、保護者にとっては、ただのお金を払うイベント。
学校によっては、子供たちが走る当日、応援に行くこともできるみたいですが、子供達の学校では、ボランティア以外は見学はなく、本当にただお金を払うだけ(多分)。
このイベントの、学校の目標寄付金額は、驚きの$189,139(=2450万円)。
一人当たり、最低$400、できるだけ$800寄付してね、という雰囲気。
Readathonのお知らせに、「ReadathonはPTAの最大のファンドレーザーイベント」と書いてあり、それが一人$125だったので、それ以上の額を寄付するとは夢にも思っていなくて、ただビックリ。
今回は、知り合いもできたので、子供達の友達のママに聞いてみて分かったこと。
・Readathonは学校への寄付、Jogathonは学区への寄付。
・学区への寄付は、STEAM教育に使われるお金。(STEAM教育とは、Science、 Technology、 Engineering、Mathematicsを統合的に学習する「STEM教育」に、 さらにArtsを統合する教育手法である。Wikipediaより)・年度はじめにも寄付金を募っていたらしく、ママ友は、「その時に$800ドル寄付したので、今回は寄付はしない」とのこと。
年間一人$800というのは、そこまで高いわけでもないのかもしれませんが、公立小学校なのに、普通に組み込まれているカリキュラムのために、寄付しないといけないのは、日本人の感覚では理解ができません。
でも、みんな払っているみたいなので、とりあえず一人$400寄付しました😞
我が家の学区が特別に寄付金額が高いみたいで、他の学区は、ここまで高いところはあまりないみたいです。
一昔前までは、恐らく小切手が使われていたと思いますが、今はオンラインで寄付をします。
Pledgstarという専用のサイトがあって、そこに登録して、クレジットクレジットカードで支払いました。もちろんスマホアプリもあります。
サイトにログインし、子供を登録し、さらに寄付をお願いする人を登録すると、子供の名前で寄付のお願いのメールが送信されます。私は、自分を登録しただけですが、アメリカでは、親戚や友達にも寄付のお願いをするのは普通のことなので、親が全てを寄付するわけではないようです。
↓こんなメールが届き、リンクから支払いができるようになっています。



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