【アメリカの現地校】ミドルスクールのアレコレ

2024/09/20

現地校のこと 子供のこと 勉強

現地校の新年度がスタートして約1ヶ月経ちました。今年度から息子がミドルスクールに上がり、色々心配でしたが、1ヶ月たって軌道に乗った感じです☺

小学校とは違うこともあるので、ミドルスクール関係の思い浮かんだことを記録しておきます。


  息子がELDクラスを卒業

つい先日、息子がELD(English Language Development)クラスを卒業しました👏 
(我が家の学区の小学校にはELDクラスはないので、娘は卒業とかなく本帰国の可能性が高いです。)

なんでも、今年3月に受けたELPAC(英語が第一言語でない子全員が対象の州のテスト)の結果が良かったからとか?

確かにELPACの結果は良かったけれど、ELD卒業条件を完全にはクリアできていなかったので、てっきり7thの間はELDを受けないといけないものだと思っていました。でも、先生がOKと言えばOKみたいです。

ELDクラスには色々なレベルの子がいて、息子はその中ではできる方で、正直授業は簡単だったようなので、卒業できて良かったとは思います。ただ、文法はあまりよく分かっていないし、8月にミドルスクールで受けたSTARというテストの結果はイマイチだったので、ネイティブの子たちに追いつくにはもう少し時間がかかりそうです。



ELDは選択科目として受講していたので、ELDを卒業した息子は少し時間割が変わり、選択科目の中で空きがあって興味のあったSTEAMのクラスを取ることになりました。(STEAMで何をやるのかは私は全く分かりません😅)

STEAMがダメだったら他の選択肢はアートしかなく、息子は「アートは絶対嫌だから、アートだったらELDに残る」と言っていました。

STEAMに変わったことで、Mathのクラスも時間が変わり(先生は同じ)、結果的に全部のクラスに友達がいるとかで、「めちゃくちゃ運がいい」と喜んでいます。


  子供の成績の確認方法

アメリカのミドルスクールの成績は、学期末に成績表をもらうのではなく、常時更新型。親も本人もアプリやWebサイトでいつでも成績を確認することができます。

課題やテストをやるたびに成績が更新されていきます。何段階あるのか不明ですが、息子は今のところはA+〜A-のどれか。MathAの成績はA+はなくてAが最高らしいです。

ブログを書くにあたって見てみたら、Englishの他に世界史もA-になってる…。


世界史の成績の詳細を見てみたら、テストはできているけど、授業中の課題がA-みたい。

アメリカの学校のすごいところは、テストや課題のやり直しができること。1回目で悪い点をとっても、追試を受けていい点を取れば、いい点の方を成績に反映してもらえるのです。

先日息子が日本のテレビを見ていた時に、テレビの人は「間違えたらダメ」と言っていたけど、アメリカの先生は「間違えてもいい。そして覚えればいい。」と言ってくれる。僕もそう思う。』と言っていました。

でも、先日息子が受けたEnglishのテストでは、「70点以下なら追試が受けられたけど、僕は75点くらいだったから追試が受けられず、最低レベルの点数になった」と言っていました。(正確には、車で息子が友達に話しているのを、私が聞き耳を立てていた。) それはなんだか不公平。

選択科目とホームルームは成績はなし。ホームルームは、特に何もない時は宿題をやったり、友達とゲームをしたり、自由に過ごせる時間らしく、息子は友達とチェスをやつことが多いそう。(息子は将棋をやっていたので、チェス初心者にしては強いらしい。)


  ミドルスクールの保護者会

アメリカの保護者会はBack to School Nightと言われ、新学期が始まって割とすぐに行われます。

小学校の保護者会は、同じ日に30分のセッションが2回あり、子供が2人の場合は1回目にどちらかのクラスへ行き、2回目にもう1人のクラスへ行く、というシステムでした。(3人以上いると夫婦で手分けするしかなさそう。)

ミドルスクールは、教科ごとに先生が違うので、1人の先生のセッションは10分で、移動時間が5分、10分×7回のセッションを聞く、というシステム。その他、早めの時間にMulti Language Learner(多言語学習者)向けのセッションがあり、それは40分くらいでした。

最後のセッションが終わるのは7時過ぎだったので、私はMLL向けのセッションのセッションだけでて、あとは夫に出てもらいました。夫は小学校関係のものは全く行ったことがなく、今回初めて保護者会を体験し、面白かったと言っていました。


  社会科のEducational Tourが豪華

中学生を対象にしたEducational Tourというものがあり、息子の通っている学校では、学年単位で参加者を募集。学校主催ではなく、有志の先生と生徒によるものみたい。(何かあっても学校は責任は取らないということでしょう。)

そのツアーの行き先、息子の学年はなんとJapan🇯🇵

世界史で日本について習うのと、多分円安も相まって決めたのではないかと思います。
世界史で日本について習うのは平安時代がメインらしい。日本史では平安時代って割とサクッと終わってしまった気がしますが、海外からしたら、雅な平安時代が魅力的なのでしょうか?

Educational Tour専門の会社が手配するようで、チラシに載っていたEF Educational Toursのサイトを見てみたら、日本旅行は9日間で$4500くらいみたいです。

もちろん息子は行きませんが、行き先が日本じゃなかったら行きたいと言っていたかもしれません。日本で良かった🙌

8thは毎年ワシントンD.C.に行っているんだとか。それなら行かせてあげてもいいかもしれません。




以上、ミドルスクール関連のアレコレでした。

新年度初日まで「中学校いやだな」と言っていた息子ですが、すぐに「小学校より中学校の方が楽しい」と言うようになり、「高校もアメリカで行きたい」などと言っております。それは無理だけどね。

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3度目の駐在妻生活
フィリピン→シンガポール→日本→アメリカ

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