【子供の習い事】新体操

2024/10/25

子供のこと 習い事

前回に続いて子供の習い事の話。今回は娘が習っていた新体操🤸


娘が新体操を始めたのは1年半ほど前の2023年3月。

2022年8月末に渡米してから、新体操を始めるまで娘は何も習い事をやっていませんでした。学校や学区のメーリングリストで、色々な習い事の案内が送られてくるので、「やってみる?」と聞いてみてはいたのですが、ずっと「やらない」という返事でした。

新体操の案内が来た時も、ダメもとで聞いてみたら、「やる!」と言うので、「え?やるの?」とビックリした記憶があります。

その頃アニメのタッチを観ていたので、みなみちゃんの影響が少しあったと思います。


 体験レッスン

まずは無料の体験レッスンに参加。コーチは60歳くらいのロシア人(多分)。

レッスンは2時間で、ストレッチや簡単な床運動の他、手具を使って簡単なルーティーンも教えてもらいました。

最初は基礎ばかりなのかと思っていたら、いきなり音楽に合わせて演技ができ、娘はとても楽しかったようでした。そして、知り合いは1人もいないけど「やってみたい」と言って習い始めました。その後、娘の現地校の親友も習い始めたので、娘にとってはとても楽しい習い事になりました。

月謝は2時間×月4回で$150プラス登録料$40/年。あとは、手具と専用の靴下を買わないといけなくて、コーチからセットで$100で購入しました。


 初めての発表会

新体操を習い始めて2ヶ月後に、クラブ内の発表会がありました。

始めたばかりなので出番は1、2回かと思っていたら、5人でやるルーティンが1つと、大人数のルーティン3つに出させてもらえました。

始めたばかりの子達は、レオタードではなく、当日支給されたお揃いのTシャツを着用。

こちらは大人数のルーティン。

最後に風船ももらえました。

月謝は安いわけではないけれど、発表会は参加費無しで、Tシャツと風船がもらえたので、「実は意外にお得な習い事かも?」と思っていました。


 夏休みと新年度

発表会の後は、すぐに夏休みになり、我が家は1ヶ月半ほど一時帰国をしたので6月と7月はお休みしました。

休会中は月謝は払わなくてもOKでした。日本だと休会しても月謝を払わないといけない習い事が多いので、ありがたかったです👏


8月から新年度が始まり、娘のやる気は続いていたのでレッスン再開。

娘と一緒に習っていた親友は夏休みに韓国に本帰国してしまい、仲のいい子はいなくなってしまいましたが、それでも問題なかったようでした。そして、少しずつ他の子と話をするようになり、レッスンの時に会うだけですが、新しい友達もできました。


 秋と冬の発表会

新年度が始まってしばらくすると、秋と冬の発表会のお知らせが来ました。秋の発表会が11月で、冬の発表会が12月という謎のスケジュール。

この発表会では娘もレオタードが必要になり、新体操用のレオタードは高いのでどうしようか悩んでいたら、コーチが持っている中古のレオタードを譲ってもらえることになり、$40でゲット。新品だと安いものでも$100(キラキラやレースがない)、良さそうなのは$200以上でした。(日本の方が競技人口が多いので、新品で買うなら日本の方が安いです。)

↓秋の発表会。週1しか習っていない割に、すごく上手くなっていてびっくりでした。

この発表会でも最後に風船をもらいました。

ちなみに、秋の発表会はロードトリップ初日と重なり、とても忙しい1日でした。(6泊7日グランドサークル南西部の旅② 慌ただしすぎた1日目)


↓冬の発表会。1人のルーティーンもありました!

クリスマスソングを使ったルーティンもありました。

もちろん最後に風船ももらいました。

発表会は2回とも参加無料でした!


 クラブの改変

ゆる〜く、楽しくやっていた新体操でしたが、今年に入ってロシア人コーチが病気になり、クラブが改変されることになりました。

もともとは、コーチが個人的にやっていたような感じで、2つの場所で合計30人くらいの小さなクラブでした。

それが、クラブごと、専用施設のある大規模なクラブに吸収されることに。そこは、ナショナルチームの選抜メンバーを輩出しているようなクラブ。

クラブのウェブサイトをチェックしたら、代表のコーチの紹介欄には、「ロシア出身で、(あの)カバエワと競って勝ったことがある」と書いてありました👀 (他のコーチ陣は基本ロシアかウクライナ出身)


4月末から新しいクラブのコーチがレッスンに来るようになったのですが、そのコーチがけっこう厳しくて、見学していただけの私でも「ちょっとイヤだな」と感じるほど。レッスン後に娘に聞いたら、やはり「あのコーチはイヤだ」とのことでした。

とはいえ、新しい体制で始まったばかりだったのと、6月の競技会には参加する予定だったので、それまでは今まで通りレッスンへ通いました。


 初めての競技会

新体操を始めて1年3ヶ月の今年6月に、初めて競技会に参加しました。競技会と言っても、2つ(?)のクラブだけで、参加者は過去3回の発表会の倍程度。

娘は個人2種目と団体(?)1種目に出場。(新体操についてよく知りませんが、アメリカでは10段階にレベル分けがされていて、娘は多分レベル4。同じレベルの子達と競いました。)

半年前の発表会よりもまた上達していて、投げ技なんかもやっていました。

個人で金メダル🥇 (どの種目かはよく分からず😂)

団体も金メダル🥇

表彰式が終わったあとに、新しいクラブ所属の、トップレベルの選手たちのエキシビションがありました。演技もスタイルもさすがトップレベル👏

という感じで、メダルをもらって、トップレベルの選手の演技も見れて、娘にとってはいい経験になりました。


が、この発表会に毛が生えたような競技会の出場費用は$150。まあ、それだけなら、高いけどそんなものかという気もします。でも、出場料とは別に、観戦者はチケットを購入しないといけなくて、1人$30でした👀 

確かに、アメリカは学校の演劇クラブなどの講演もチケット制なので、チケット代を取るのはありだとは思います。でも、正式な競技会でもなく、出演料も払っているのに、1人$30は高すぎ。今までの発表会は無料だっただけにギャップがすごい。ゆるくやらせたい我が家にとっては、ぼったくりと思う金額でした。



この競技会の後、娘と一緒に習っていたお友達は全員辞めてしまいました。理由は間違いなく新しいクラブ&コーチのせい。前よりも柔軟の時間が長く、痛くて泣く子が出るほど。あと、水を自由に飲ませてくれなかったそうで、「今どきそんなことあるの?」とやり方に疑問。

新しいクラブは、トップレベルを目指す子にとっては、それくらいの厳しさも耐えられるのだと思いますが、ゆるく楽しくやりたい人にとっては、「いつの時代の教え方なの?」と思ってしまう感じで、しかもやたらとお金も取るしで、親子でイヤになりました。

娘は、新体操をすごく楽しくやっていて、本当は辞めたくなかったので、競技会の後すぐには辞めないで、夏休み中どうするか一応考えてはいました。そして、新年度が始まるタイミングで、辞めることに決めました。

せっかく娘が好きなことだったので残念ですが、本格的にやりたかったわけはないので、辞めて正解だったと思っています。でも、義母にリボンケースを作ってもらったのに、これをほとんど使えなくて、義母に申し訳なかったです😓
春の時点では新体操を辞めるつもりは全くなくて、義父母が4月にサンディエゴに遊びに来てくれることになっていたので、リボンケースを作ってもらえないかとお願いしていました。義母はリボンの実物を見たこともないのに、色々試行錯誤して、義父とも相談して、可愛いケースを作って下さりました。ありがとうございました😌

娘はレッスンは辞めてしまいましたが、家で手具を使って遊んでいます。柔軟は、もともとそんなにやっていなかったけど、辞めてからはほとんどやっていないので、だいぶ体は硬くなってしまったと思われます。

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