フロリダ&カリブ海クルーズ10日間の旅② 〜最悪の往路 前編〜

2025/01/05

2024年12月カリブ海クルーズ 旅行

フロリダ&カリブ海クルーズ10日間の旅、悲劇の1〜3日目の記録、最悪の往路 前編です。

のつづきです。よかったら①から読んでください。
さて、不運の始まり〜。

計画と実際の3日間

 ↓1〜3日目の計画
日付主な行き先宿泊地
19
✈️サンディエゴ→マイアミ
飛行機
20
✈️マイアミ→キーウェスト
キーウェスト観光
キーウェスト
21
🚗キーウェスト→ホームステッド
ビスケーン国立公園
ホームステッド

↓実際の3日間
日付タイムライン宿泊地
19
19:30 Uberでサンディエゴ空港へ
20:00 サンディエゴ空港着
21:30 22:30発の予定が00:00に遅延
21:55 翌日9:00に遅延
22:00 最終目的地をマイアミに変更
22:30 荷物を受け取ってUberで自宅へ
自宅
20
05:00 9:30に遅延
06:30 再びUberでサンディエゴ空港へ
07:00 10:30に遅延
07:10 サンディエゴ空港着。激混み。
07:25 サービスカウンターに2時間並ぶ
09:00 なぜか出発が10:23に早まる
09:30 荷物をドロップオフ
10:05 セキュリティを通過
10:10 ゲート着
10:15 10:45に遅延
10:50 13:00に遅延
11:20 21:00に遅延
13:35 23:00遅延
15:30 フライトキャンセル

15:35 翌日13:05LAX発マイアミ行きに変更
16:00 荷物受け取り待ち&レンタカー予約
18:00 荷物受け取り
18:30 レンタカーを借りて自宅へ
19:00 自宅着
自宅
21
05:45 レンタカーでLAXへ
07:50 レンタカー返却
08:00 LAX着
0:900 セキュリティ通過
12:25 14:00に遅延
14:00 LAX出発
22:00 マイアミ空港着😭😭(時差+3時間)
23:00 ホテルにチェックイン
マイアミ


フライトキャンセルまでの経緯

我が家が利用したのはアメリカン・エアライン。もう2度とこの航空会社を使わないと思った体験をしました。

12月19日

この日のフライトが遅延になったのは濃霧が原因。こればかりは天候が原因なので仕方がありません。

Uberで空港へ向かう際、途中までは車窓からオリオン座がはっきり見えるほど晴れていましたが、空港に到着する15分ほど前から霧が濃くなり、これは飛行機が遅れるかもなぁと思いました。(2年前にマイアミへ行った時も深夜便で霧のせいで数時間遅延した経験あり。)

フライトステータスをチェックすると、すでに遅延やキャンセルになっている便もありましたが、私たちのフライトはずっとOn Time。でも、乗る予定の飛行機がオンタリオ空港(ロス郊外)に着陸となっていて、怪しいと思っていたら、出発1時間前に遅延になりました。「いや、もっと早くステータスアップデートできるでしょ💢」

元々はマイアミ乗り換えでキーウェウストへ行く予定でしたが、マイアミ行きのフライトが翌朝に遅延になり、キーウェストまで行くのが難しそうだったので、行き先をマイアミに変更してもらいました。電話はすぐにつながり、オペレーターもすぐに対応してくれました。

幸い我が家は空港からそんなに遠くはないので、一度自宅に帰りました。


12月20日

この日は空港に着いてから搭乗口にたどり着くまでドキドキハラハラするハメに。

我が家はいつもオンラインでチェックインして、Kioskで荷物のタグをプリントアウトしており、この日もそのつもりでした。でも、前日にチェックインしてタグもプリントアウトしてしまっていたたため、Kioskではプリントできませんでした。「いやいや、荷物は一度受け取るよう言われてるし、行き先変更してるんだから、システムもそれに対応するようにしないとダメでしょ💢」

実はサンディエゴ空港の12月19日の夜の便は、濃霧でかなりの数が遅延やキャンセルになっていました。そのせいで、12月20日早朝のサンディエゴ空港は大混雑。テレビ局が取材に来ていたほど。

荷物のタグをプリントアウトするためだけに、長蛇の列のサービスカウンターに並ばないといけませんでした😨

並び始めても全く進まないので、フライトを変更した方がいいのではないかと思いコールセンターへ電話。「マイアミ行きの便は日曜日までない」と言われ一度電話を切りましたが、LAXからなら便数が多いから振り返られるかもしれないと思い再度電話。「12/21午前8時頃のフライトがある」と言われました。でも、夫は「同じような人がたくさんいるから大丈夫だよ」と言うので、結局振替はせず、そのまま列に並んで待つことにしました。(確かに同じような人はたくさんいましたが、フライト別で見ると、カウンターに並んでいたのはほんの一部で、ほとんどの人はタグはそのままで荷物のドロップオフさえすればよかったので、搭乗に間に合わなければおいていかれたと思います。)

【余談】
私たちの前に並んでいたカップルは、9時半発のフライトだったのが、並んでいる間に9時発に早まってしまいました。到底間に合わないので、荷物を預けるのを諦め、預ける予定だったスーツケースの中身をできるだけ移し替え、重ね着し、ラッピングされたお土産を開けて小さくし、スーツケース一つを捨てていく作戦にしていました。セキュリティチェックもそこそこ時間がかかったと思いますが、あのカップルは間に合ったのだろうか?

私達はサービスカウンターに7時半頃並び始め、結局2時間ほど待ちました。待っている途中で、10時半発の予定がなぜか10時23分発に早まり、本当にギリギリのところだったので「なぜ7分早めるのか」と腹がたちました。9時45分搭乗開始予定のところ、9時半に荷物をドロップオフし、セキュリティチェックに30分ほどかかり、10時10分頃ゲートに到着。ゲートに着くとまだ搭乗は始まっておらず、ホッとしたのと、「なぜ7分早めたのか」と再度腹がたちましたが、とにかく間に合ってよかった!!

ここまでは、「大変だったけど天候のせいだし仕方ないよね」という話。

↓12/20 7時頃の空港。空は霧で真っ白。





ここからフライトがキャンセルされるところまでは、アメリカン・エアラインに憤りしかありません😤 (上記タイムラインの赤字部分)

私たちがゲートに着いてすぐに、出発が10時45分に遅延になり、その後再三の遅延の後、15時半頃フライトのキャンセルが決まりました。10時50分頃には地上スタッフがゲートからいなくなり、キャンセルについてはもちろん、遅延についても全く説明がありませんでした。

この日も朝は濃霧で、到着便が遅れていたので、9時発の予定が10時半(10時23分)に変更になったのは天候のせいだと思います。でも、10時半以降の遅延は、飛行機はゲートにいるし、パイロットが飛行機に乗り込んで行くところも見たので、天候が原因ではありません。

この日は、とにかくクルーズに間に合うようにマイアミに着きたい、という思いが強く、余計なことは考えられませんでしたが、翌日時間がある時に、「なぜあのような対応だったのか?」と考えた結果、「遅延からのキャンセルは航空会社の戦略だった」という結論に至りました。

私の意見とにかく、全く説明がなかったことに納得ができず、1人悶々と考えていました。(何せ12/21は考える時間がたっぷりあった。) そして、とても筋の通った説明を思いつきました。

12/20の10時半(もしくは10時23分)までの遅延については、飛行機を飛ばす意思があったと思います。でも、何が原因だったかは分かりませんが、10時半に間に合わず、10時45分に遅延になり、その際に、飛ばすか飛ばさないかの判断がなされ、飛ばさないことに決めたのだと思います。

今回の場合、10時半までに出発できれば、サンディエゴ-マイアミを往復して、その日の深夜便も飛ばすことができたのだと思います。でも、10時半を過ぎてしまい、その後の運航に支障が出てしまいそうだったので、12/19のフライトをキャンセルし、飛行機をそのままサンディエゴ空港に待機させ、その日の便に備えることにしたのだと思います。2日間の便を遅らせるより、1日分をキャンセルして、もう1日は予定通り運航した方が、影響を受けるお客さんは少なくなります。

航空会社にとっては、たった1路線の1日分のお客さんが飛行機に乗れなかったところで、痛くも痒くもないのです。最悪返金すればいいだけ。

では、なぜ10時50分の時点でキャンセルにせず13時に遅延にしたかというと、10時50分にはほとんどの乗客がゲートにいて、そこでいきなりキャンセルにすると、制御不能になるから。同じ不満を持った集団は危険です。


いきなりキャンセルはせず、地上スタッフをしれっと退散させ、まずは13時に遅延することで、ゲートにいた集団をバラバラにさせます。説明を求めて他のゲートのカウンターに並んだり、時間を潰すためにどこかに行ったり、一部の人は早々に振替をしたりしたかもしれません。

頃合いを見て21時に遅延します。かなり間隔が空いたことで、自らキャンセルしたり、振替をする人が増えます。さらに追い打ちをかけるように23時に遅延し、キャンセルと振替を促します。ある程度キャンセルと振替がされた頃に、フライトをキャンセルします。

待っていた人は戸惑ったと思いますが、ゲートにスタッフはいないので、電話するか、別のチケットカウンターへ行くしかありません。ほとんどの人は、電話口の相手やチケットカウンターの人に文句を言っても仕方がない、と思ったはず。

我が家は、朝コールセンターへ電話した時に「12/22までマイアミ行きの便はない」と言われていたので、23時に飛んでくれることを願って、バカみたいに空港で待ちつづけていました。(ラウンジは混んでいて入れず、ずっとゲートで待っていました。)

10時50分の時点でキャンセルしてくれていれば、半日無駄にせずに済んだのに、本当に腹立たしい。フライトのキャンセルの理由も天候が原因だけで済まされてしまい、なんの補償もありませんでした。

以上はあくまでも私の意見ですが、まずこの筋書きで間違いないと思っています。なぜなら、私が航空会社の担当者なら、このように対応すると思うから。

今後フライトが大幅に遅延になり、航空会社のスタッフから何も説明がない場合、早めに振替した方がいいというラーニングにはなりました。アメリカンエアラインだけの話ではなく、他の会社も同じような可能性が高いと思われます。(日系はもう少し説明はあると信じたい。)

↓キャンセル通知を受け取る直前の我々。

↓キャンセル通知のメール。一言「We're sorry」とあるだけ。




フライトがキャンセルになって呆然としたのも束の間、とにかく翌日の夜までにマイアミにつかないとクルーズ船に乗れなくなってしまうので、すぐにコールセンターに電話。翌日のLAX発マイアミ行きの便を探してもらい、なんとか13時5分発のフライトに振り替えてもらえました。

長くなったので、後編につづく。



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