3泊4日メキシコ世界遺産巡り③ 1日目後編 〜グアナファト歴史地区〜

2025/02/24

2025年 2月メキシコ 旅行

メキシコ旅行、1日目の記録後編です。

のつづきです。よかったら①から読んでください。

②(1日目前編)ではグアナファトのホテルにチェックインしたところまで書きました。

グアナファトは、1988年に「古都グアナフアトとその銀鉱群」として世界遺産に登録された街。

ホテルチェックイン後は、グアナファト歴史地区を歩いて散策しました。


PM 2:50 ピピラの丘
グアナファトといえばピピラの丘からのこの景色。ホテルから歩いてすぐ!

ピピラは人の名前で、スペインからの独立戦争時に政府軍と戦った英雄の一人だそう。

ピピラの丘にはお土産物屋さんや屋台もあり、たくさんの人で賑わっていました。チュロスが気になりましたが、まだ他に何も見ていないので購入せず。

ホテルでケーブルカーの乗り放題チケットをもらいましたが、ケーブルカーで下に降りるより、ホテルを拠点に一周した方が楽なので、ピピラの丘から坂道を下りました。

下り始めてすぐのところに小さな売店があったので、水分補給にコカ・コーラを購入。普段コーラはあまり飲みませんが、メキシコのコーラは世界一美味しいと言われているので、旅行中は何度かコーラを飲みました。

メキシコ産コーラが美味しい理由他の国のコーラはトウモロコシから抽出した異性化糖という高フルクトース・コーンシロップを使用していますが、メキシコ産のコカ・コーラはサトウキビから抽出した砂糖を原料としているそうです。
サンディエゴでもメキシコ産のコーラを購入できるので、以前飲み比べをしました。たしかメキシコ産の方が美味しかったはず。

コーラを買って歩き始めてすぐに、ケーブルカーのチケットをホテルに忘れたことに気づきました😩 帰りはケーブルカーに乗りたかったのでみんなで引き返したら、少しの上り道でも息切れ💦 グアナファトの標高は2000m、かつ私と子供たちはインフルエンザからの病み上がりで体力が落ちていたようでした。なので、ケーブルカーのチケットは取りに戻って正解でした!

気を取り直して、カラフルな小道を下っていきました。


PM 3:15 口づけの小道
↓最初の観光スポットの口づけの小道。と思ったら、そこは裏側で、小道から出てきた人が、少し回って反対側に行くように教えてくれました。

↓口づけの小道。狭い土地を有効に使うために住居は軒を接して建てられ、その間道はとても狭く、「家のバルコニーを隔てて恋人たちがキスできた」というたとえから、その名がついたそう。

写真を撮るために大勢の人が並んでいましたが、我が家は遠くから写真を撮って退散。

口づけの小道から少し下ると、トンネルがちらほら。グアナファトには洪水対策で作られた地下トンネルがたくさんあるそうです。

↓べニート・フアレス通り。お土産物屋さんや飲食店などが並んでいました。


PM 3:20 昼食
お腹が空いたので少し遅めの昼食(サンディエゴ時間では13:20頃)。

イダルゴ市場のすぐ近くのElpaisa IIという地元に人気のタコス屋さんへ行ってみました。

店員さんもメニューもスペイン語オンリー。

ここで子供達の出番!

アメリカの現地校で習う第1外国語はスペイン語が多く、息子はGrade6で、娘はGrade3の時にスペイン語のクラスがありました。今はスペイン語のクラスはありませんが、2人ともDuolingoでスペイン語の勉強を続けてきました。
子供たちがDuolingoを始めたのは義母の影響(義母はDuolingoで英語を勉強中)。子供達が何もなしにスペイン語の勉強を続けられたわけではなく、夫と「いつかメキシコシティへ旅行に行った時に、レストランでスペイン語でやり取りできたら、大きなご褒美をあげる」と約束したから続けられました。息子は途中挫折しそうになったこともありました。頑張った甲斐あって、無事ご褒美の権利を獲得しました!!

↓店員さんとスペイン語でやり取りする子供達。夫も私も全くスペイン語はわからないので、ただただ感心。
↑メキシコのタコス屋さんは、サルサやワカモレがテーブルに置かれていて、自分で好きなだけかけられるスタイル。

↓子供達が頼んでくれたタコスとケサディーヤ。すごく美味しくておかわりしました。

ここのタコスは本当に美味しくて、この旅行中の食事の中で一番でした☺ タコスは1つ1ドルくらい、ケサディーヤは1.5ドルくらいで、コスパも抜群!


PM 3:50 イダルゴ市場
イダルゴ市場は昔の駅舎を再利用した市場。食料品、日用品、お土産物屋さんなどが入っています。イダルゴ市場でグアナファトのマグネットを購入しました。

イダルゴ市場の後はアイスクリーム屋さんで休憩。ちょっと高級そうなお店で、ここでは英語が通じました。シングルアイス3つで10ドルくらいでランチのタコスとそんなに変わらないお値段でした。

子供たちはGarambullo(ガランブーヨ)というサボテンの実のシャーベット、私はパッションフルーツのシャーベットを夫とシェア。息子はこのガランブーヨシャーベットがすごく気に入ったそうです。

アイス休憩の後はまた街を歩いて散策。どこを歩いてもカラフルで可愛い街並み。


PM 4:40 ラパス広場
グアナファトの中心地のラパス広場。黄色い建物はバシリカ(カトリック教会の聖堂)。

ラパス広場からはピピラ像が見えました。


PM 4:50 フアレス劇場
ラパス広場からフアレス劇場の辺りがグアナファトで一番賑やかな場所。劇場の横の小道には地下道の入口があり、ここからもピピラ像が見えました。


PM 5:00 グアナファト大学
1732年設立のグアナファト大学。↓写真左側の階段が見どころなのですが、工事中なのか階段にはフェンスがあって登れませんでした。残念。


PM 5:20 ケーブルカー
3時間ほど歩いていい感じに疲れたので、ケーブルカー(Funicular)に乗ってホテルへ。

ケーブルカーは行列ができていましたが、私たちはホテルでもらった優先チケットを持っていたので、並ばずに乗ることができました。普通に並んだら多分45分〜1時間待ちだったと思います。

ケーブルカーの車両は2つしかなく、1つの車両に10人くらいしか乗れません。

ピピラの丘からの景色も綺麗だけど、ケーブルカーから見る景色もなかなか良かったです。


PM 6:10 ピピラの丘
17時半頃ホテルに戻り、少し休んでから夫と2人でもう一度ピピラの丘へ行ってみました。夜景待ちの人がたくさんいて昼間よりも賑わっていました。

子供達は夕食を食べに行く元気はなさそうだったので、屋台で夕食を調達。

チラキレスとケサディーヤを買ってみましたが、お昼のタコスの方が断然美味しかったです。しかもタコスの方が安かった😣


PM 7:00 ホテルで夜景鑑賞
ピピラの丘からの景色は昼間もいいけれど、夜景もまた綺麗。昼と夜わざわざ2回丘に登る人もたくさんいるみたい。

そんな夜景を、我が家はホテルのお部屋から楽しむことができました!

↓部屋の中からだとこんな感じ。

②にも書きましたが、グアナファトで宿泊するなら、ホテルは絶対にBalcon del Cielのバルコニー付きのお部屋にするべきです。
週末だったからなのか平日もなのか分かりませんが、ラパス広場の辺りは夜中までかなりにぎやかで、丘の上のホテルまで音が届いてうるさいくらいでした。ホテルを選ぶときに、ラパス広場周辺のホテルのレビューに「夜はうるさい」というものがいくつかあったので、ラパス広場周辺のホテルは避けた方が良さそうです。12時過ぎには静かになりましたが、3時くらいに大騒ぎするグループの声で目が覚めました😩 


【余談】
映画リメンバー・ミーの死者の国はグアナファトがモデルと言われているので、旅行のあとリメンバー・ミーを見てみました。最初は↓左上のシーンがピピラの丘からの夜景に似ているのかと思っていましたが、カラフルな街並、細い小道、ケーブルカーみたいな乗り物、トンネルがあるところなど、色々似ているような、そうでもないような、という感じでした。




グアナファト歴史地区は半日で十分でしたが、もう少し時間があったらミイラ博物館に行ってみたかったです。

以上、メキシコ1日目後編でした。
つづく。

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