サンディエゴで住んでいたお家

2025/11/25

アメリカ生活 家のこと

今更ではありますが、退去時に写真を撮ったので、サンディエゴで住んでいたお家のご紹介。

3年前にブログを書き始めた頃は、Web内覧会的なお家紹をしようと思っていたのですが、ほとんど書けませんでした。旅行の計画&記録で忙しくて書く時間がなかったのもありますが、家が大きすぎて、部屋作りにお金も情熱もかけられず、全てが中途半端だったから、というのが大きな理由でした。



どんな家だったかと言うと、
「大きいけど、アメリカでは割と普通。でも日本ならめっちゃ豪邸」
(遊びに来てくれたことがある夫の友人談。別の友人にそのように説明していたそう。)


正直造りはイマイチでしたが、期間限定の住まいとしては、立地も含めてかなり良かったと思います。なんと言っても、私が家選びで挙げていた条件を全部満たしていました!

家選びの条件
・予算内
・3ベッドルーム以上
・そこそこいい学区
・絨毯なし
・シャワーが固定ではない&カーテンではない
・庭があるならガーデナー費用込み
・できれば家具付き
・通勤30分以内(夫の条件)

おまけでついてきた設備
・ゲーテッド・コミュニティ
・ウォーターソフトナー&浄水器完備
・シャワーのガラスが曇りガラス
・個室トイレ
・2階のトイレ2つはウォシュレット付き
・換気扇の排気が外につながっている
アメリカの家は、ただ大きいだけで使い勝手が悪いのですが、我が家が住んでいた家はオーナーが中国人だったからか、一般的なアメリカの住宅よりはアップグレードされていました。ウォシュレットがデフォルトで付いてくる家は少ないと思います。また、長期賃貸物件の場合家具付きは少ないのですが、オーナーがコロナで逃げるように中国に帰り、大型家具はほとんど置いて行ったそうで、ベッドや本棚などが付いていて助かりました。


以下、写真多めに家のご紹介。

  外観

外観は「The西海岸のお家」という感じ。


長めの玄関ポーチは置き配で目立たなくて良かったです。


  玄関ホール

ちゃんと玄関スペースのある間取り。(入るとすぐにリビングという造りが多い。)

玄関入ってすぐに階段があり、階段横にはセカンドリビング(?)。
このスペースは活かしきれずでしたが、旅行前にスーツケースを広げて置いておくのに重宝しました。クリスマスツリーはここに飾っていました。

二つの白い扉はクローゼット。片方にはオーナーの私物が入っていて、施錠されていました。

玄関ホールを上から見たところ。
↑この写真は入居時に撮ったもの。オーナーが置いていったトレッドミルはガレージに移動させ、夫婦で使っていましたが壊れてしまいました。壊れたことを報告したけど、修理代は請求されませんでした。

  ダイニング&パントリー

玄関ホールから奥に入って1つ目の空間はダイニング。

大きなテーブルが置いてありましたが、キッチンからわざわざ料理を運ぶのは面倒なので、ダイニングとしては利用せず。テーブルはガレージへ移動させ、ここは子供達の多目的スペースとして使っていました。

ダイニングとキッチンの間のパントリー。

扉の中は大きなパントリー。食材からトイレットペーパーまで、嵩張るものをたくさん置けてとても便利でした。

  キッチン&リビング

ダイニングの奥がキッチンとリビング。

↓ダイニングテーブルは自分達で購入。椅子はオーナーが置いていった大きなテーブルのセット。重くて嫌だったけど、わざわざ新しいものを買うほどではないので、ありがたく使わさせてもらいました。
退去時にテーブルは処分せず置いてきました。(いらない家具は置いて行っていいと言われました。ただで取りに来てくれる人はたくさんいるそうです。)

キッチンは広いことだけが取り柄で不満ありまくりでした。収納の使いにくさといったら…。日本のシステムキッチンは本当に素晴らしいです。
アメリカの換気扇は、空気を濾過して家の中に排気を出すものが多いそう。シンガポールで住んでいたコンドミニアムがそうだったので驚かないけど、シンガポールでそのことを知った時は心底バカじゃないかと思ったものです。この家の換気扇はちゃんと外に排気していました。

冷蔵庫も微妙。どうせならスペースに合った、もっと大きなものが良かったです。
メインの冷蔵庫が小さいので、これとは別に冷凍庫1つ、ミニ冷蔵庫2つがありました。冷蔵庫は臭かったので入居時に処分してもらい、冷凍庫はガレージに置いてありがたく使っていました。

↓キッチンから見たリビング。

高価そうな革張りソファもサイドテーブルもオーナーのもの。大きな家には重厚感のある家具でないと似合わないので、家具を揃えるのも大変です。
棚に付けられているテレビの場所には、もともと古いプラズマテレビが付いていて、夫がかなり苦戦しながら液晶テレビに付け替えました。液晶テレビはオーナーのもの。他にも3つテレビがあり、2つは入居時に撤去してもらいました。

テレビ台は自分達で購入したもの(85インチのテレビも購入)。テレビだけ日本に持ち帰り、テレビ台は置いてきました。


  マスターベッドルーム

2階の1番奥の部屋が主寝室。入口だけで日本なら小さめの部屋になるくらいのスペース。

この家で一番びっくりしたのが主寝室の広さ。無駄すぎる余白。奥は、夫が在宅勤務の時のワークスペースとして使っていました。

王様ベッドは同じものが家具屋で売っていて、確か4000ドルくらいでした。
ワークデスク、ベッド横のライト、バランスボール以外はオーナーのもの。

アメリカの家のベッドルームは、シーリングライトが付いていなくて、この部屋は一応ファンにライトが付いていたけれど、暗くてほとんど意味なしでした。

無駄に大きいウォークインクローゼット。ハンガーポールが高すぎて使い勝手が悪すぎでした。

マスターバスルーム。シャワースペースが曇りガラスなので、誰かが使っていても、洗面スペースを使えるのは良かったです。

バスタブは、大きすぎるし、シャワーが付いていないから洗いづらいしで、私は一度も利用せず。3年弱で子供達が合計10回くらい使いました。

バスルームの一番奥に個室トイレ。バスルームの中にあるけれど、トイレがドアで仕切られているのはすごく良かったです。このトイレにはウォシュレットが付いていました。
前の住人はウォシュレットの手入れの仕方を知らなかったようで、入居時はすごく汚くて、吐きそうになりながら掃除しました。

  子供部屋&ゲストルーム

子供部屋1(息子が使っていた部屋)
ベッドがあったのは良かったのですが、キングサイズで大きすぎて、デスクを入れることができず。

ベッドの横にはウォークインクローゼット。マスタールームのクローゼットよりは使い勝手が良さそうでした。

子供部屋2(娘が使っていた部屋)
息子の部屋より少し狭く、ベッドはクイーンサイズ。
写真はないけれど、ドアの横に鏡張りのクローゼットがあります。

ゲストルーム
我が家ではゲストルームとして使っていたお部屋。ベッドフレームはなく、すのこ&マットレスでしたが、こちらもオーナーのもの。買わなくてよくて助かりました。
写真はないけれど、この部屋も鏡張りのクローゼットがあり、大量のスーツケースをしまっていました。


  2階廊下&バスルーム

階段を上がったところから見た廊下。

空間の無駄使い。

子供部屋の手前にはセカンドバスルームがありました。

こちらはお風呂とトイレが一緒でした。ここもトイレはウォシュレット。

セカンドバスルームの反対側はランドリールーム。ここも空間の無駄遣い。収納も大きすぎ。

  バックヤード

1階に戻って、キッチン&リビングの奥にはバックヤードがありました。

バドミントンができるくらいの広さ。

ファイヤーピットがあって、ゲストが来た時に利用しました。

バーベキューピットも付いており、3年間で5回くらい使いました。(インドア派のためそんなにBBQは好きではない)

  ガレージ

ダイニングとリビングの間にトイレがあり(写真撮り忘れました)、その奥がガレージ。

ガレージも広くて、頑張れば車3台入れられる大きさ。

ガレージに車は入れず、夫がゴルフの練習に使っていました。

ハリケーンが来た時と長期不在の時だけ車をガレージに入れていました。




以上、サンディエゴで3年弱住んでいたお家でした。

この物件、買うとなると3億円越え。立地はかなり良かったけど、家のクオリティは…。でも、人生で一度住んでみるにはとってもいい家だったと思います。


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3度目の駐在妻生活
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