ゴミ捨てについてのアレコレ

2022/12/13

アメリカ生活 駐在準備~生活立ち上げ

今日はサンディエゴでのゴミの捨て方についてです。

※地域によってゴミの出し方は少しずつ違うと思うので、あくまでもサンディエゴ在住の我が家の場合です。


アメリカで戸建に住むことが決まり、少し心配だったことの一つがゴミの捨て方。

以前フィリピンとシンガポールに住んでいたときは、高層コンドミニアム住まいだったので、ゴミはダストシュートに捨てるだけでした。仕分けは多少あったかもしれませんが、ダストシュートに入るものは全て投下OKでした。入らないものは、フィリピンでは各フロアのゴミ捨て場に置いておけばよく、シンガポールは自分の家の中にダストシュートがあったので、地下のゴミ置き場に捨てに行きました。子供の頃にカナダに住んでいた時も、高層コンドミニアムで、ダストシュートにゴミを投下していた記憶があります。


過去の海外生活ではゴミの捨て方を調べる必要がなかったのですが、今回は、戸建を借りることが決まった段階で、ゴミ捨てについてリサーチ💻 以下、今までに学んだことです。


 ゴミ収集の申込み

サンディエゴで戸建てに住む場合、市のホームページからゴミの収集の申込みをする必要があります(こちら)。前に誰か住んでいたことがある家であれば、申込みの必要はないのかもしれませんが、回収されないと困るので、一応申込みをしました。

申込みをしたら、もれなくゴミ箱を一つ貰えましたが(送料別)、新居にはすでにゴミ箱があったので、配送ではなく取りに行くというオプションを選び、取りに行きませんでした。

アメリカの大都市の多くは、ごみ収集は有料のようですが、サンディエゴは昔からずっと無料で、有料にしようという案が何度か浮上しても、住民投票で反対多数で否決されているそうです。


 ゴミの分別

アメリカでは、ゴミの処理は、基本埋め立て(Landfill)かリサイクル(Recycle)のどちらか。州にもよると思いますが、日本ほど細かく仕分けはされていません。

カリフォルニア州は、埋立てとリサイクルの他に、堆肥(Compost)という分類があり、庭の枝や葉っぱ、生ごみなどが堆肥に分類されます。2022年1月から、生ごみも堆肥に分類するように決まったそうです。

ただ、アメリカでは、キッチンのシンクにGarbage Diposerという生ごみ処理機がついている家も多く、生ごみの一部は細かくくだいて下水道に流しています。我が家のシンクにもディスポーザーがついています。ゴミが流せるのは便利だけれど、なんでも流せるわけではなく、バナナの皮や肉の骨などは流せないし、卵の殻や繊維質の多いものも流さない方がいいとかで、生ごみもそこそこ出ます。


生ごみは、Compostable Bagという堆肥処理できるビニール袋に入れ、堆肥に捨てることが望ましいようです。

リサイクルについては、カリフォルニア州はCalRecycleのホームページに詳しい説明が書かれています。


 ゴミの出し方

ゴミの出し方はとても簡単です。

ゴミの種類によって決められた色のゴミ箱があり、その中に入れて、収集日に家の前にゴミ箱を出しておくだけです。黒が埋立て、青がリサイクル、緑が堆肥。

大きなアームの付いたごみ収集車が来て、ゴミ箱を持ち上げてひっくり返してゴミを収集していきます。

中身を確認するわけではないので、適当に入れていても回収していきます。


【余談】
我が家では、ゴミ出しは息子の仕事。月4ドルで契約しています。週に何度か家の中のゴミを外のゴミ箱に捨てに行くことと、ゴミの回収日にゴミ箱を家の前に運んで、回収後に元の場所に戻すのが仕事です。とても真面目に働いてくれています☺ (日本にいたときに読んだ本に、お小遣いは働いてもらうもの、と書いてあって、自分からお小遣いが欲しいから仕事をさせて欲しいと交渉してきて、日本でもゴミ出しが息子の仕事でした。多分齋藤孝さんか高濱正さんの本でしたが、何か忘れてしまいました。)


 飲み物の容器のリサイクル

ある時スーパーのレシートを見ていたら、ペットボトルやビールの下にCRVと表記され、1本あたり5〜10セントチャージされていることに気づ来ました。

何かと思って調べたら、California Refund Valueの略で、所定のリサイクルセンターへ空き容器を持っていけば換金してもらえる、ということが分かりました。

ということで、GoogleマップでBeverage Container Recycling Centerと調べると、私がたまに行くスーパーに併設のところがあったので、そこへ行ってみました。


最初に行った時は、まだ子供たちが現地校へ通い始める前で、3人でいきました。建物の奥のトラックが、アームの付いたごみ収集車で、この時初めてゴミを回収しているところを目撃しました。

1回目に行った時は、仮住まい中に消費した水のペットボトルがたくさんあり、換金額は5ドルちょっと。思っていたよりも高額で、子供たちと大喜び。

今は浄水器があるのでペットボトルはあまり出ませんが、酒好きの夫がいるので、瓶缶はたくさん貯まります。

1ヶ月半くらいで貯まった容器↓

合計$4.87でした!!

換金できる容器は購入時にCRVがチャージされているもので、ワインやウィスキーのボトルは換金できません。前回行った時は知らずに持って行ったら、1本1セントになっていました。ワインボトルなどは量があって邪魔なので、以降は普通のリサイクルに出しています。

意外だったのが、ヤクルトの容器も換金できること。1回目に行った時に、ヤクルトの容器を大量に持ってきている人がいて、換金できることを知りました。前回行った時は、1つ5セントでしたが、今回は重さで換金で少し多めに換金された気がします。



 不用品の寄付

アメリカは寄付がとても身近で、お金の寄付はもちろん、不用品の寄付も盛んです。家具、衣類、食品など、様々なものを寄付することができます。

我が家の場合、新居にはオーナーが置いていった私物がたくさんあり、「いらない物は処分していい」と言われていたので、不動産会社の人に処分をお願いしたところ、寄付業者の人が取りに来ました。テレビ、ミニ冷蔵庫、絵画(安いもの)、雑貨など、まとめて色々持って行ってくれました。

あとは、地域のレクリエーションセンターに、フードバンクのバケツがあったので、夫がコストコで箱買いしてしまったカップ麺と、子供たちがハロウィンにもらったお菓子の一部を寄付しました。ハロウィンのお菓子は、ハロウィンの翌日から数日間学校でも寄付をすることができたのですが、その時は子供達はまだ選別ができていませんでした。歯医者さんで寄付できるところもあるようです。


以上、ゴミ捨てについてのアレコレでした!

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