【アメリカの歯医者】息子の歯列矯正の途中経過

2023/09/08

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今年の1月から息子が歯列矯正を始め、7ヶ月半が経ちました。

↓息子が矯正を始めた時のブログ

  矯正開始直後と現在の歯並びの比較

息子は、もともと歯の並びはそれほど問題ありませんでしたが、噛み合わせに問題があり、矯正をすることになりました。なので、ぱっと見はそれほど変わってはいません。
ブログに歯の写真を載せるのはどうかなぁと思いましたが、レントゲン写真っぽく加工できたので、載せることにしました。

以下、左が矯正開始直後、右が現在の写真です。

下の歯

前歯が少しずれていたのが、まっすぐ綺麗になりました!

噛み合わせ

息子はディープバイト(噛み合わせが深い)で、噛むと下の歯がほとんど見えていなかったのが、下の歯が半分以上見えるようになりました。


  自分達で気になったこと

① 上下の真ん中がずれている
矯正を始める前からずれていたのか、矯正の途中でずれたのか分かりませんが、明らかに真ん中がずれています。

② 噛み合わせがまだ深いような気がする
下の歯が半分以上見えるようになりましたが、私も同じ歯医者さんで「ディープバイト」と言われ、その私の噛み合わせの深さとそんなに変わらないような気がしました。

③ 奥歯の噛み合わせが悪い
これは息子にしか分からないことで、息子が言うには「右側が高い、噛んだ時に右でしか噛めない」とのことでした。

④ 治療中に生えてきた奥歯の並び方に問題がないか?
1月に治療を開始した時には、まだ最後の奥歯4本が生えていなかったのですが、治療中に全て生えてきました。それらの奥歯が隙間なくきちんと並んでいるか、よく分かりませんでした。


  22セット完了後の検診

22セットが終わってすぐに、歯医者さんへ行きました。
7ヶ月間で歯医者に通ったのは、最初と最後も入れて5回。間の3回は、軽くチェックされ、新しいマウスピースをもらっただけでした。

ドクターがやってきて、息子のカルテをチェックして「あら、今日で終わりじゃない!」と言われました。

「いやいや、終わりにされては困る」と、上記の気になったことを伝えました。

ドクターに伝えたこととその回答
① 上下の真ん中がずれている
→ まずは、頭(顔)の真ん中と、上の歯の真ん中を揃えるのが大事。下の歯は、顎の形や骨格によってずれることもある。

②の噛み合わせが深い、については、息子と話したわけではなく、私が内心ちらっと思っただけだったので、この時は伝えませんでした。

③ 奥歯の噛み合わせが悪い
→ 歯が動いたから、噛み合わせが合わなくなることは普通。少し削ってみましょう。削ると、真ん中のズレがよくなる可能性もある。

④ 治療中に生えてきた奥歯の並び方に問題がないか?
→ 奥歯の並びは問題ない。

以上の確認をした後、噛み合わせが良くなるよう、右側の歯を少し削って噛み合わせを調整。

噛み合わせはマシになったそうですが(息子談)、上下の真ん中がずれている問題は大して変わらず。

ドクターに、「追加治療する?また数ヶ月かかるけどいい?」と聞かれたので、迷わず「Yes」と答えました。


  追加治療

追加治療のために、再度歯をスキャンして、新しいマウスピースを作ってもらいます。
マウスピースを作る前に、奥歯のシーラントをしてもらいたかったので、先にシーラントをしてからスキャンしてもらいました。シーラントは、奥歯の溝をプラスチック樹脂で埋めることによって、虫歯を予防する方法。日本でもやってもらっていたので、新しく生えてきた一本だけやってもらうつもりが、日本でやったものはほとんど取れてしまっていたらしく(取れやすい)、全部で6本か7本やってもらいました。日本ではシーラントは保険適用外でしたが、アメリカで入っている我が家の保険の場合は、年に1回は保険適用で無料でやってもらえます。

待つこと二週間、新しいマウスピースができたと連絡があり、昨日また歯医者さんへ行ってきました。

気になるのは、追加治療の期間で、今回は全部で10セット×10日間ずつ装着(=約3ヶ月)でした。(追加費用はなし。)

というわけで、うまくいけば年内に終わります。でも、もう1回くらい追加治療があるのではないかと思っています。


  息子がインビザラインをやって思ったこと

まだ治療の途中ですが、現時点で思ったことを書いておきます。

・ 思っていた以上に親にストレスがたまる
マウスピースは1日22時間以上着用しないといけないので、食べたらすぐに歯を磨いてマウスピースをつけないといけません。毎食後、「早く歯を磨いてつけなさい」と言い続けなければいけなくて、言われる方もストレスだと思うけれど、言わないといけない私もかなりストレスです。

・虫歯が心配
インビザラインは、ブレースと呼ばれるワイヤータイプの歯列矯正と比べると、虫歯になりにくい、と言われています。でも、思春期に突入した息子の場合、慣れてくると歯磨きせず装着したり、つけたままおやつを食べたりしていました。そうなると、ブレースよりもむしろ虫歯になりやすそうで、虫歯が心配。(なので、追加治療の前にシーラントをやってもらった。)
現地校では、昨年度はランチの後に遊ぶ時間があって、その時間に歯磨きをしていたそうですが、今年度は遊んでからランチになり、食べた後歯磨きなくなってしまったそう😱 ランチの後は、帰るまで休み時間あないので、今は家に帰ってから歯磨きをしています。おやつは食べないようにと伝えていますが、こっそりスナックを食べていることもあるようです。


・矯正専門歯科でやった方が良かった
今となってはどうしようもないですが、22セット終わった時のドクターの診断を聞いて、矯正専門歯科でやったほうが良かったと少し後悔しています。インビザラインはシステム化されているので、矯正専門歯科でなくても取り扱っていて、息子も定期検診で行った一般歯科でインビザラインを勧められてやることにしました。近所の歯医者なので通うのは楽ですが、専門医の方が安心感があっていいだろうなぁと思いました。(今通っている歯医者には何人かドクターがいるので、院長だったらもう少し違ったかなぁとも思います。)

・今選ぶならブレースかも
上記の理由により、今インビザラインかブレースかを選べるとしたら、親目線なら息子にはブレースを選ぶと思います。息子は「インビザラインで良かった」と言っています。もし娘も矯正をしないといけなくなったら、悩ましいけど、歯磨きを徹底すると約束させて、インビザラインを選ぶかな?




早ければ年内に息子の治療は終わりますが、そこからまだ半年〜1年くらいは、歯を固定するためのリテーナーを1日中つけていないといけません。ということで、あと1年くらい息子に「早く歯磨き」と言い続ける日々は続きます😭 

そして、それが終わった後も、一生寝る時にはリテーナーをつけなくてはいけません。
私も子供の頃に歯列矯正をして、現在も下の歯だけリテーナーはつけ続けています。

リテーナーをつけなくなり、歯がずれて、やり直す人もたくさんいるそうです。息子には、今のうちから「ずれたら本当に大変。今までの苦労が水の泡。絶対にリテーナーはつけ続けること。」と言っていますが、その頃の息子は思春期ど真ん中でもはやコントロール不可能なので、私の小言なしでできるかどうかは息子次第。歯列矯正は本当に大変です💦

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