【アメリカの現地校】宿題が大変 〜Grade4の娘編〜

2023/10/13

現地校のこと 子供のこと 勉強

現地校の新学期が始まって早2ヶ月が経ちました👀


学年が一つ上がり、「アメリカに来たばかり」という免罪符もなくなり、子供たちは他の子と同じ宿題をやらなくてはいけなくなりました。これが思っていたより難しく、子供達も私も毎日大変です💦

そんな現地校の宿題について、今回はGrade4の娘編です。



娘は、日本では小学3年生ですが、アメリカの現地校ではGrade4。
 アメリカでは、子供の成長に合わせて、どの学年に子供を入れるか、親が決めることができます。娘の同級生にも、一つ年上の子もいれば、一つ年下の子もいるようです。
 学習面では一つ下の学年に入った方が楽。アメリカ滞在期間が2年くらいなら、娘を一つ下の学年に入れたかもしれません。でも、10歳前後は1学年違えば精神的な成長も違ってきます。娘の性格上、小学校高学年になったときに、一つ下の学年というのを恥ずかしく感じるのではないかと思い、一般的な区分に従って日本より上の学年に入れました。娘は「今の学年で良かった」と言っています。


新学期が始まってから、娘の学年の宿題は、算数、リーディングは週4日、ライティングは週によって違いますが、少なくとも1回は出ています。


Grade4の算数の宿題

算数の宿題は、プリント1枚(表裏)、月〜木の4日間あります。

日本と同じ学年であれば、英語が分からないことはあっても、内容はそこまで難しくないかもしれません。でも、1つ上の学年に入っている娘の場合、まだ習っていない内容もあるようで、なかなか苦労しています。

最近は、余りのある割り算の問題をやっていて、日本の小3だと「10÷3=3あまり1」と習うものを、「10÷3=10/3」と答えるという違いがあったり、「6÷8」というような割られる数の方が小さい問題が出たりして、娘はどうしたらいいのか分からなくなっていました。

あと、日本の小学校の算数は、式と答えを書くのが基本ですが、現地校の算数では、「Explain(説明しなさい」という問題も多く、それがまた厄介。文、式、図など自分なりの説明を書けばいいのですが、娘は日本語であっても説明するのは得意ではないようで、苦労しています。


Grade4のリーディングの宿題

子供達が通っている学校では、4年生の先生達はリーディングに力を入れているようで、毎日30分本を読む宿題があります。

また、月に1回「リーディング・コントラクト」なるものが課せられ、決まったジャンルの本を選んで、完読しないといけません。

現地校では新学期の初めに、iReadyというオンライ学習システムのテストを受けて、子供達のリーティングのレベル(Lexileレベル)を測定していて、そのレベルに合った本を選ぶ必要があります。

娘の場合はLexileレベルは625Lで、525L〜675Lの範囲の本を、その月のテーマのジャンルを選ばないといけません。(娘の同級生の子は800Lくらいの本を読んでいました。)
私はBook LevelerというアプリでLexileレベルを調べています。ISBNのバーコードをスキャンするだけで調べられるので、図書館で本を探すときに重宝しています。(無料版は1日5個しか検索できないので、2つのスマホにアプリを入れています。)

少し前に購入した大谷翔平の本は、Lexileレベルは780だそう。

クラスには先生が買い揃えた本がたくさんあるので、学校で先生に本を選ぶのを手伝ってもらうこともできます。今月は、娘は学校の本を読むことにしたようです。

娘は本を読むことは嫌いではないので(たぶん)、頑張って読んでいます。


Grade4のライティングの宿題

ライティングの宿題は色々。

新学期開始後2、3週目は、自分で読んだ本についてのサマリーを簡単に書くというものでした。

その後は、RACE(S)というライティングのスキルを習い、RACE形式で文章を書く宿題が何度か出ました。
RACE(S)Restate: 質問を言い直す
Answer: 質問に答える
Cite:  文の中から答えの根拠を引用する
Explain:  説明する
Sum:  まとめる


そして、ここ2回ほどのライティングの宿題は、新しく習った言葉を全て使って、短いストーリーを書く、というもの。

先週習った単語:brainstorm、flattened、frantically、muttered、official、original、stale、gracious

日本でも、新しく習った言葉を使って文を書く、という問題は出ると思います。でも、一文で書けばいいので、そこまで難しくはありません。

娘の宿題は、新しく習った言葉全部を使ったストーリーを書かないといけないのです。私でもぱっと見意味の分からない単語もあるし、普段の会話などで使ったことのない言葉多数。日本で小3の娘にとっては、なかなかハイレベルな宿題。

今週も新しい単語を習っていて、同じようにストーリーを書く宿題が出て、それを書くのに合計2時間以上かかったと思います。(書いた文は6,7個)


Grade4のその他の宿題

社会+リーディング+ライティングの宿題

Grade4の社会ではカリフォルニア州について学ぶそうで、カリフォルニア州について書かれた子供新聞を持ち帰ってきた週がありました。これを読んで質問に答えるのが宿題。

中でも難しかったのが「シエラネバダ山脈がカリフォルニア州にお金をもたらす理由を説明しなさい。」という問題。

新聞には、「シエラネバダ山脈は、カナダのカスケード山からカリフォルニア州の南まで繋がっていて、太平洋からの湿った空気がこれらの山脈にぶつかって大量の雪や雨を降らせ、それによって西側に肥沃な土地をもたらし、畜産、農業、林業などの産業が発展し、大都市ができた。」というようことが書かれていたのですが、直接「お金をもたらした」というような表現はどこにも載っておらず。

一緒に読んで、日本語で説明しても娘には難しかったようで、自分で答えを書くなんて到底無理でした😣
娘には、こういう宿題が出た場合、3回音読し(長い場合はせめて1回)、分からない単語に丸をつけ、できれば調べてから私に聞きにくるように、と言っています。でも、娘は音読を嫌がり、「声に出さずに読んだ」と言い張って持ってくるのですが、文字を目で追っただけ、という場合がほとんど。それを毎度私が注意し、「それならお母さんは手伝わない」というケンカに発展し、娘は「わかった。今度からはちゃんとやる。」というのに、次もほとんど読まずに持ってくる、というパターンが去年から続いています。難しいし、大変だけど、それくらいはやってくれないと、この先みんなに追いつくのは難しい。なんとか今年中に、もう少し同級生たちとの差を詰められるように、頑張って欲しいと思っています。


オンライン学習

昨年もありましたが、現地校ではオンライン学習もやっていて、家でもやるよう推奨されています。私はよくわかっていませんが、色々アプリがあるようです。

Grade4はタイピングを頑張る学年のようで、特にタイピングの練習は毎日やるよう言われています。
娘はタイピングの練習は楽しんでやっています。ここ2、3週間は、ライティングの宿題に時間を使いすぎて、タイピングまで手がまわっていません。

タイピングはやっておかないと、来年以降苦労するので(息子が苦労している)、今のうちになんとか頑張って欲しいです。



以上、現地校のGrade4の宿題についてでした。

今日は金曜日で現地校の宿題はないので、サポートしなくてもいいから嬉しい🙌




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