アメリカの現地校の宿題が大変というお話。今回はGrade6の息子編です。
息子はアメリカでも日本と同じ学年で、現在はGrade6。
Grade6と言えば、アメリカでは学区によってはすでにMiddle School(中学校)のところも多いです。我が家の学区はGrade6は小学校ですが、Middle SchoolのGrade6の子達と大きな差ができないように、Middle Schoolと同等の課題&宿題を出すようにしているみたいです。
そういうわけで、息子の宿題は娘とは比べ物にならないほど大量👀 幸い息子はほとんど自分でやることができ、私の負担は娘ほどではありません。ただただ本人が大変です💦
Grade6の宿題
算数は、月〜木の4日間、毎日1枚(裏表あり)の宿題があります。

算数プリント以外は、ほとんどオンライン提出。算数以外に英語、社会、理科、スペイン語があり、日によって宿題があったりなかったり。
子供達の学校では、グーグルクラスルームを使っています。

教科書はないので、課題をやるための教材もグーグルクラスルームにアップされているのですが、それがまたすごい量。ユーチューブの動画もあれば、字の細かいPDFファイルもあり、それらを見たり読んだりして問題に答える(論述式)ものがほとんど。
あとは、Mangahighという、オンラインのゲーム形式の算数の宿題もあります。息子は算数もゲームも好きなので、これは率先してやっています。
Grade6の宿題が大変な理由
大変な理由① 量が多い
とにかく宿題の量が多いGrade6。
保護者に課題の提出状況を知らせるメールが届くのですが、ぱっと見で、子供が気の毒になるくらいすごい量の日もあります。
↓ある日のメール。スクロールするともっとたくさんの課題が書いてありました。

大変な理由② オンライン提出
オンライン提出=パソコン作業。
子供達の学校では、低学年から少しずつパソコンの使い方の練習をしているのだと思いますが、息子はGrade5で編入したため、基礎をほとんどやっていません。日本の学校で少しは習っていましたが、それでは全然足りません。
ただでさえ英語でハンデがあるのに、パソコンのハンデもあり、どうしてもクラスメイトより課題をやるのに時間がかかってしまいます。
スライドやドキュメントの使い方はだいぶマスターできたようですが、タイピングの練習をする時間がなく、今も苦労しています。
大変な理由③ グループワークがある
日本の学校と一番違うところだと思っているのが、グループワークの量。
日本の場合、グループワークは授業中にしかやらないと思いますが(少なくとも小学校の間は)、現地校ではグループワークの宿題も出ます。
とはいえ、誰かの家に集まってやるのではなく、基本は学校でやり、あとは家でオンラインでやることになります。小学生が、グループワークを家でオンラインでやるって、かなりハードルが高いです💦
グーグルクラスルームにはチャット機能があり、5人くらいのグループワークの場合は、そこでチャットしながらやる、というパターンのようです。
ただ、チャットはクラス全員が見られるので、ペアワークの場合、チャットで話し合いをするのはちょっと微妙。幸い、前回のペアワークは、息子は仲のいい友達とで、親同士が連絡先を知っていたので、個別にZoomで話し合うことができました。でも、親同士が知り合いでなかったら、公開チャットで連絡取るしかないものなのでしょうか???
息子の状況
新学期が始まってすぐの保護者会では、「宿題は1時間で終わる量です。それ以上時間がかかっているなら、何か問題があるはず(例えばネットサーフィンしているなど)だから、言ってください。」と言われました。
息子の場合、英語のハンデがあり、授業中に終わらなかった課題も宿題としてやらないといけないことも多く、宿題はとても1時間では終わりません。(ネットサーフィンしていることも多いけど…。)
放課後は公園で遊んだり、習い事があったり、家に帰ってからもすぐに宿題に取りかかるわけでもかったりで、集中して宿題をやるのは夜遅くになってからの日も多いです。
息子は赤ちゃんの頃から渡米前までずっと超朝型人間で、家族で一番に起きていましたが、最近は最後に寝て、朝は起こさないと起きられなくなりました😩
逆に、私は夜型人間で家族で一番遅くに起きていたのですが、渡米1年前くらいから睡眠習慣を改善し、今では夜21時台に寝て朝一番に起きるようになりました。
夜遅くまでやっても、締め切りに間に合わないこともあるようで、最近は遅れて提出することが増えています😰 現地校は週末の宿題はないと思っていましたが、週末にやらないといけないこともしばしば。(仲のいい友達で締め切りを全然守らない子がいるせいか、ちょっとくらいなら大丈夫という気持ちがあるのかも。その友達はしょっちゅう先生に怒られているそう。)
今現在、息子がどれくらい授業についていけているのか分かりませんが、宿題について、息子が助けを求めてくることはかなり少なくなりました。
新学期が始まってすぐの頃、息子が社会の宿題で助けを求めてきたので、「今年は社会の成績はD(4段階の下から2番目)でいいから、算数と理科を頑張ればいいんじゃない?」とアドバイスしたのですが、息子はや適当に終わらせる、ということに抵抗があるようで、ほとんどの課題に一生懸命取り組んでいます。我が息子ながら感心感心👏
最近は、英語をそのまま英語で理解する思考になってきたようで、病気について学んできた時に、息子が「anemia」と言っていたので私が「貧血」と言ったら、「そうか、日本語では貧血か。言われてみればそうだね。」と言っていました。これがバイリンガルへの道なんだなぁと思いました。(私は、分からない単語は日本語を知りたいと思ってしまう。)
睡眠時間が足りなさそうなのが心配ですが、この1年頑張ったら、Middle Schoolでもやっていける自信がつきそう。
がんばれ、息子!!
アメリカは、中学校に入ると自立のためのトレーニングが始まり、自己管理能力が問われ、突然大変になると言われています。でも、隣の家のGrade7の子によると、少なくとも新学期始まってすぐは、Grade6の宿題の方が大変だったらしい。

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