引っ越しにまつわるアレコレ② お金のこと

2022/11/15

駐在準備~生活立ち上げ

夫がアメリカに来て明日で3ヶ月(私と子供たちは2ヶ月半)。

今回の赴任が決まってから今に至るまで、ずっとお金のことが悩みの種でした。というわけで、今回はお金の話。


引っ越しにまつわるアレコレシリーズ。


悩みの種その① 円安

夫のアメリカ赴任がほぼほぼ決まったのが今年の4月頃。その頃から急激な円安が始まり、今に至ります。


6月中旬くらいまでは「ヤバいね〜」とまだ笑っていられる感じでしたが、6月下旬か7月に入った頃に、「給料は円で支払われて、日本から送金しないといけない」ということが判明。

過去2回の海外赴任(違う会社)では、給料は現地通過で支払われていたので、当然今回もそうだとばかり思っていて、円で支払われることを想定しておらず😣そこからずっと円安と送金のタイミングで悩んでいます。


悩みの種その② 現地の銀行が使えなさすぎた

夫が渡米後、アメリカの銀行の口座を開設したのですが(メガバンクの一つ)、この銀行が本当に使えなさすぎました。

というのも、開設後1、2週間でキャッシュカード送られてくるはずなのに、待てど暮らせど送られてこず。問い合わせても、もう少し待つように言われ、1ヶ月くらい待って再発行の手続きをしたのに、それもまた届きませんでした。夫の渡米から2ヶ月くらいたって、再々発行の手続きをし、その1週間後にようやく手元に届きました。

2回目の時にチェックブック(小切手帳)も一緒に申請したのですが、それも届きません。


悩みの種その③ クレジットカードが作れない

過去2回の海外赴任では、夫が先に現地へ行き、銀行口座を開設して、その銀行のクレジットカードも作ってくれていました。

今回もてっきりそうできるのかと思っていたら、アメリカでのクレジットヒストリーがないと、クレジットカードが作れないということが判明。

日本でAmexを使っていたら、そのクレジットヒストリーをアメリカのAmexに引き継げるらしいのですが、そんなことは知らず渡米してしまった我が家。

救済措置的に、アメリカのANAとJALが、日本人向けにクレジットカードを発行しており、家族カードも作れるので、日本人はたいていこのどちらかのカードを作るようです。

ということで、我が家もANAカードを作りましたが、このカードが手元に届いたのが、夫の渡米後1ヶ月半くらいしてから。


それとは別に、現地で開設した銀行で、セキュアカードを提案されました。ただ、その提案を受けたのが、普通のクレジットカードを申請して却下されたあと。クレジットヒストリーがないことは調べればすぐ分かるわけで、最初からセキュアカードを提案してくれればよかったのに、セキュアカードが届いたのは、ANAカードの少し前。
※クレジットヒストリーがない人のためのカードで、 セキュアード・クレジットカード(Secured Credit Card)と呼ばれる。預金口座とリンクしたカードで、指定の口座に一定額を預金することを条件に、預金額に見合った限度額のカードが発行される。


悩みの種その④ 送金ができない

これは完全に我が家の選択ミスなのですが、日本からアメリカへ送金するにあたって、もともと夫名義の口座を持っていた、日本のメガバンクの一つを使うことにしました。

その銀行から海外送金できるようにするためには、SSN(社会保障番号)と現地の居住証明が必要ということが、いざ送金しようという段階になって判明。

日本で既に面倒な書類を記入して手続きをしているのに、渡米後すぐに使えなければ、何のためにその銀行にしたのかわかりません。

SSNは夫が渡米してから2週間くらいでゲットできましたが、居住証明として使えるのは現地の免許証など、と言われ絶望😱 (夫の免許証は昨日届きました)

ただ、日本の保険証があれば、保険証の裏に自分で手書きで現地の住所を書けばOKとのこと。「バカじゃないの?」って思ましたし、今書いていても、「やっぱりバカだね」って思います。

幸い保険証があったので、住所を手書きし、そのコピーを郵送で送り、送金しようと思ってから3週間くらい経って、ようやく送金の手筈が整いました。その頃には1ドル150円くらい😡 

これを書くと夫の機嫌が悪くなると思われますが、日本から海外への送金について、私はそこそこリサーチをし、いくつかの方法があることを夫にシェア。例えば、赴任前にアメリカの口座を作って送金しておくことができるものや、Wiseという海外送金サービスなど。でも、日本で別の銀行を作ることが面倒だったり、Wiseは信用できないようなことを言って却下されました😢口座を作るのは夫だからと、最終的には夫の判断に任せたのですが、どう考えても私の方がリサーチには時間をかけたわけで、私の意見を押し付けるべきだったと後悔しています。ネット情報では、Wiseは渡米後でも登録できるということだったので試してみまいたが、少し古い情報だったみたいで、今はマイナンバーカードがないと登録できなくなっていました。


お金の問題を乗り切った方法

渡米後、現地の銀行のキャッシュカードもクレジットカードもなかった我が家ですが、何とか乗り切れたのは、給料の一部がドルで支払われるのと、日本でのドル預金が少しあったから。


ドルの調達方法① ドル支給の手当

現在も夫の給料は日本円で支払われていますが、物価&為替調整額がドルで支払われます。その金額も円で算出されるので、レートによって変動しますが、ないよりはマシでありがたく使っています。


ドルの調達方法② ソニー銀行

夫の赴任直前にソニー銀行を開設し、夫名義のドル預金を全額ソニー銀行へ送金。

ソニー銀行のキャッシュカードは、Visaデビット付きで、ドルの残高があれば、アメリカではクレジットカードのように使うことができます。スーパーの買い物からアマゾンまで、このカードには本当に助けられました!!

ただ、ソニー銀行は、ドルをアメリカの銀行へ送金することはできなくて、ドルを送金したい場合は、一旦円に戻してから送金しないといけないというデメリットがあります。また、現金引き出しもできますが、手数料がそこそこ高いです。


ドルの調達方法③ 日本からドルを送金

私名義のドル預金は、新生銀行経由で、夫がアメリカで開設した銀行口座に送金。

アメリカで開設した銀行口座にもある程度入金しておかないといけないので、私名義のドル預金は、ドルのまま海外送金できる新生銀行から送金しました。

ただ、新生銀行は送金額の上限が低いのと、海外赴任の場合は基本口座は解約しないといけないというデメリットがあります。(送金は私が渡米する前に行いました)

※海外赴任の場合、口座を解約しないといけない銀行が結構多いです。ただ、何も言わずにそのままの状態にしている人が多いと思われます。



②と③はもちろん私の提案で、夫もこれならと納得してくれたもの。ただ、赴任直前だったので、タイミング的にヒヤヒヤしながら進めました。これがなかったら最初の1ヶ月全て円建てのクレジットカードで生活することになっていたと思うので、大変だったけどやっておいてよかったです。


海外赴任では、一番お金が必要なのは最初の3ヶ月なのに、日々の支払いが綱渡り状態で、余計なストレスがありました。今は円安も少し落ち着き始め、我が家のお金の問題も落ち着きつつあり、平穏な生活が送れています😁


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3度目の駐在妻生活
フィリピン→シンガポール→日本→アメリカ

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