高速道路で恐怖体験その2

2024/09/06

アメリカ生活

先日、高速道路で恐怖体験をしました。今年2回目です😱

1回目の恐怖体験↓

今回は、我が家の車の問題でした。


バンパーが外れる
高速道路を走っていたら変な音がしだし、夫が「パンクかも」と言うので、私が「とりあえず路肩に停めよう。右、右。」と言って路肩に緊急停車。(夫はなぜか左に行きそうだった。)

夫が運転席側、私が助手席側のタイヤを確認するも、パンクはなし。車の正面へ行くと、なんとバンパーが外れていました😱

実は、我が家の車はリコール対象。まさにバンパーに不具合があるとかで、トヨタからハガキが来ていました。

ハガキが来て割とすぐ(半年くらい前)にディーラーへ持っていくと、「まだお宅の順番ではありません。」と言われて直してもらえず😞

少し前に「用意ができた」というようなハガキが届いていたので、「そろそろディーラーへ行かないといけない」と(夫が)思っていた矢先の出来事でした。
2回目のハガキが届いた時にすぐにディラーへ行けばよかったのですが、「半年放置されていたくらいだから、大した問題ではないだろう」と思っていました。


ロードサービスに電話
夫と私で、バンパーを戻せないか、もしくは外せないか試みるも、どちらも無理。とりあえず、ロードサービスに電話することにしました。

ロードサービスは、車を購入した時に日本語で24時間サポートしてもらえるPREMIOという会社と契約していました。緊急時には日本語で対応できた方がいいと思っての判断でしたが、大正解!安心感が違いました。

ロードサービスの担当者に、「バンパーが外れた」と伝えると、そんな事例はなかなかないようで、どうしたらいいかお互いによく分からず、自走不可ということでレッカーを呼ぶことになりました。

レッカー車が来るまでに1、2時間かかるとのこと。


トイレへ行く
バンパーが外れたのは高速道路で、トラックの重量計測所のすぐそばに緊急停車していました。

私はこの時トイレへ行きたかったので、「人がいるのだからトイレもあるだろう」と車を降りて重量計測所へ行ってみることに。子供達も行きたいというので夫を車に残し、3人で行きました。

高速道路を歩くなんて怖そうですが、重量計測所に入ってくるトラックは少ないし、来るとしてもすごくスピードを落としているので恐怖感はゼロ。車の近くに立っている方がよっぽど怖かったです。

↓トイレから戻るところ。トイレは、建物内のものは使わせてもらえませんでしたが、工事現場にあるような仮設トイレを使わせてもらえました。


警官に尋問される
私と子供達がトイレから戻ると、夫が警官に尋問されていました。

この時夫はトヨタのサービスセンターへ電話をしていましたが、「80マイルくらい離れたところから行くことになる(=すごく時間がかかる)」と言われ、トヨタのサポートは諦めました。

警官に状況を伝えると、なんとかならないか一緒に見てくれました。

この警官には「子供いる中で、ここにいるのは危険。私があなたの立場なら、バンパーを無理やり取り外して、そのまま運転して家まで帰るね」と言われました。

警官がパトカーからペンチを出してきて、バンパーのネジを回そうとするも、意外と頑丈で外せず。

外せないので、なんとか取り付けられないかもう一度試してみたら、うまいこと引っ掛けることに成功。

警官には、「ここから7マイル先のサービスエリアに行けばトイレも自動販売機もあるからとりあえずそこまで行きなさい」と言われ、ゆっくり走り出してみました。

が、すぐにバンパーは外れてしまいました😩

夫(と警官)は、「バンパーは壊れてもいいから、そのまま走ればいいなじゃない?」という意見でしたが、「下道ならまだしも、高速道路でゆっくり走るのは怖いし、バンパーが外れて事故になるかもしれない。他の車に飛んで行く可能性だってあるからレッカーの方がいい。」と夫を説得しました。

この時点で、ロードサービスに電話してから約1時間たっていたので、「そろそろレッカーが来るかも?」という期待もありました。

追いついてきた警官には「ロードサービスを待つことにする」と告げました。


ロードサービスから電話
上記の出来事から5分もしないうちに、ロードサービスから「レッカーの手配ができそう」と折り返しの電話がありました。私は「なんだ、まだ向かってなかったんだ」と落胆😩

レッカーでの移動先をどこにしたらいいか分からず、夫は購入したトヨタのディラーまで運ぶことをリクエスト。私は「購入した店舗より、半分くらいの距離に別のトヨタのディーラーがあるから、そこでいいんじゃない?と思っていました。

ロードサービスの担当者によると、「移動先まで距離があるため$230自己負担金が発生しますが、どうしますか?」と聞かれ、「それでお願いします。」と伝え、カード番号を伝えました。

この時、夫がレッカー車には何人乗車できるか聞いたら、「車によるが4人は乗れないかもしれないですね。その場合は乗れなかった家族はUberなどで移動することになります。」と言われました。

私は「それでもなんとかなるだろう」と思っていましたが、夫は「高速道路でUberなんて来てもらえないし、来てもらえるとしても車もない状態で高速道路で待つのは危ない」と思ったそうです。


救世主現る
ロードサービスの電話をまさに切ろうとしていたタイミングで、救世主が現れました!

警官に色々言われて少しだけ車を移動したことで、この時車は重量計測所の建物の目の前に停車していました。おそらく我々が何やらやっているのを、建物から見ていたのでしょう。重量計測所の係官の1人がやってきて、「バンパーが外れただけなら、何か道具を貸そうか?」と言ってくれたのです!!

ということで、レッカーは一旦キャンセルして、重量計測所の係官にテープを持ってきてもらいました。そして、一緒に取り付けるのを手伝ってくれました。ありがたい🥺

この係官が、バンパーの上の部分が外れることを教えてくれたそうで、ここにテープで結びつける作戦。テープが弱くてちぎれそうだなぁと思っていたら、針金とペンチを持ってきてくれて、かなりしっかり固定できました。

これだけしっかり固定できていれば高速道路を走っても大丈夫と思えたので、係官にお礼を言って、ハザードランプをつけながら走り出しました。緊急停車してから1時間半くらいで出発🚗


無事に帰宅
最初は少しゆっくり運転していましたが、数分走って大丈夫そうだったので、そのまま他の車の流れに乗って走行。とりあえず、一番近いトヨタのディーラーまで行ってみました。

トヨタに行ったのものの、その日は祝日で整備士はお休みで車を見てもらう事はできず😖 そのまま家に帰りました。

明るいうちに無事自宅に到着!!!よかった〜😂

後日夫がディーラーへ行き、バンパーは無事直してもらえました。バンパー自体は取り替えず、追加の固定金具で補強されていました。もちろん無料。




バンパーが外れてしまったのはびっくりしましたが、外れたタイミングと場所はかなり恵まれていたと思います。

いつどこで外れてもおかしくない状態だったと思うので、昼間で、夫と私2人がいて、助けがもらえる場所で起こったのは、むしろラッキーでした⭐️

私と子供達は、今回の出来事ではあまり怖いとは思いませんでしたが、夫はすごく怖かったそう(高速道路に停車しているのが怖かったらしい)。ジャスパーの山火事は、夫は怖くなかったけど、私は怖かったので、恐怖を感じるポイントは人それぞれだと思いました。同じタイミングで怖がるより、違うタイミングの方が1人は落ち着いているので、感覚が違ってよかったです☺


最後に、今回の出来事で得た教訓:「リコールが出たらすぐにメーカーに持っていく」

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