【アメリカの歯医者】息子の歯列矯正が完了

少し前になりますが、息子の歯列矯正が完了しました🙌

息子がマウスピース型歯列矯正のインビザラインを始めたのは2023年1月。完了したのは2025年1月。丸2年かかりました。長かった。本当に。

最初のプランでは220日で終わる予定でした。でも、結果に納得がいかずにやり直し。

その後、一体何度やり直しをしたことか。納得のいかない結果に腹が立ちすぎて、ブログを書く気にもなりませんでした。

以下は、息子のインビザラインをやってみて、私が声を大にして言いたいこと。

息子の矯正で一番問題だったのは、矯正歯科ではなく、一般歯科でやってしまったこと。これは本当に失敗でした。

ちゃんとした矯正歯科なら、途中でプラン通りに行っていないようなら、もう一度歯をスキャンして、新しいマウスピースのセットに変更すると思われます。でも、２、3ヶ月に一回歯医者へ行っても、先生はほとんどチェックせず、新しいマウスピースをもらうだけ。全てのマウスピースが終わって「納得がいかない」と伝えるとやり直しで、また３〜7ヶ月くらい、その時システムが作ったプランが終わるまでやり直ししてもらえず。

多分ちゃんとした矯正歯科だったら、1年くらいで終わっていたのではないかと思います。

気軽にインビザラインを勧められたせいで、私が息子のフォローをしなければいけなくて、一体どれだけ喧嘩をし、親子でストレスを溜めたことか…。

それでも、息子は一応うまくいったからまだ良かったのだと思います。多分、途中でやめたり、良い結果が出ない子供はたくさんいると思います。

最後のチェックの際に、先生に「これでOKです」と伝えたら、「息子君はすごくスマート！これくらいの年齢の子でこんなに素晴らしい結果が出る子はなかなかいないのよ。本当にGreat！」と先生は息子をベタ褒め。「分かっているなら勧めるな」と心底思いました。

(矯正を始めた時の先生と、最後のチェックをしてくれた先生は別)

息子は、歯医者さんが褒めてくれたように、同年代の子の中ではかなりちゃんとできた部類だと思われます。1日20〜22時間は装着(私のフォローのおかげ)。2年間でマウスピースを無くしたのは2回(そのうちの1回は始めた翌日)。でも、後半の1年はかなり横着になり、学校で食べた後に歯磨きしなかったり、マウスピースをつけたまま食べたりしていました。虫歯にならなかったのが不思議なくらいです。

私は子供にはインビザラインは全く勧めませんが、息子は「インビザラインで良かった」と言っています。

矯正を始める前の息子の歯は、ディープバイト+下の前歯が少しガタガタという状況。これは最初の7ヶ月半でほぼ治っていました。

そのあと、上下の真ん中がかなりずれているのを治してもらうのと同時に、奥歯の隙間をどうにかしてほしいとリクエスト。奥歯一本を動かすのにとても時間がかかった上に、せっかく浅くなった噛み合わせが、やり直しをしている間にまた深くなってしまい、最後はまたディープバイトを治すために数ヶ月かかりました。

成長期の方が顎が動きやすいので矯正期間は短くなるといいますが、歯が生えそろっていないと余計に時間がかかることもあるので、タイミングは重要です。息子の場合、きちんとした矯正歯科で、歯が生えそろってからやっていたら、多分一年もかからずに、それこそ7、8ヶ月で終わったのではないかと思います。

歯列矯正は、治療が終わると、リテーナーという装置を装着する「保定期間」が必要があります。通常は、治療にかかったのと同じくらいの期間で、息子は夜だけ2年間と言われました。

リテーナーもインビザラインと同じようなマウスピース(硬くてしっかりしている)なのに、2年分４セットで1000ドルも取られました👀 もちろんインビザラインを始める時にそんな説明はなく、半分詐欺だと思っています。

最後に息子の歯のBefore&After。

先生曰く「もっと大きくなってからだと、こんな素晴らしい結果にはならなかった」そう。専門医ではないから本当かどうかよくわかりませんが、そういうことにしておきます。

ちなみに、歯医者が適当すぎて、ビフォーアフターの写真はなく、最後にもらったのはスキャンしたデータ。

Afterはプラン通りに行った場合のイメージで、実際にはここまで下の歯が見えるようにはなっていません😔

兎にも角にも、アメリカにいる間に終わって良かったし、思春期真っ盛りになる前だったのも良かったので、タイミングは間違いなかったと思います。