6泊7日グランドサークル南西部の旅⑧ 5日目〜ホワイト・ポケット〜- Life in San Diego

グランドサークル旅行5日目、ホワイト・ポケット1日ツアーの記録です。

①、②、③、④、⑤、⑥、⑦のつづきです。よかったら①から読んでください。

6泊7日グランドサークル南西部の旅① 計画編
2023年の感謝祭の休暇に、ロードトリップでグランドサークル南西部を周りました。モニュメントバレー、アンテロープ、ホースシューベント、ホワイトポケットに加え、ラスベガスではシルクドソレイユのOを鑑賞。盛りだくさんの旅になりました。

5日目は、カナブからのホワイト・ポケット1日ツアーに参加しました。

5日目 11月22日(水)

08:00　Coral Cliffs Toursへ
08:10　ツアー会社出発
09:00　Jacob Lake Innでトイレ休憩
09:30　コンドル・ビューイング・サイト
11:30　ホワイト・ポケット到着
13:45　ホワイト・ポケット出発
15:25　Jacob Lake Inn
16:30　ホテルに戻る　
17:00　スーパーで買い物
17:15　Havana Cabanaで夕食
18:00　ホテルに戻る

朝はあまり時間がなかったので、ホテルの部屋で朝食をとり(カップ麺)、昼食用のお弁当を準備し(おにぎりとナンのクリームサンド等)、ツアー会社へ向かいました。

AM 8:00　ホワイト・ポケット・ツアー

ホワイト・ポケットのツアーを催行している会社はたくさんある中で、私が選んだのはCoral Cliffs Toursという会社。

調べた限り一番安く、家族4人で$494.47(+チップ)。他の会社はどこも1人$200以上、子供は大人より少し安いくらいで、家族4人だとたぶん$650〜$1000くらいするので、かなり良心的な値段設定だと思われます。計画編にも書きましたが、もしThe Waveの抽選に当たったら、The Waveへのツアーに変更してくれると言ってくれたし、とてもいい会社でした！

8時にツアー会社へ行くと、ガイドさんは待機していて、支払いを済ませてすぐに出発(当日払いでもOKだったので当日払いにしていた)。

車は5人乗りのジープで、当然私と子供達が後部座席。子供達が並ぶとケンカになるので私が真ん中に座ったのですが、座席は狭いし、子供達は寝たら寄りかかってくるし、道の半分くらいはオフロードで片道1時間は凸凹道だったので、なかなかキツかったです😂

Le Fevre Overlook

まずは、出発して30分くらいのところにあるLe Fevre Overlookというビューポイントに立ち寄りました。

このビューポイントからは、ブライスキャニオン国立公園〜グランド・ステアケース・エスカランテ国定公園〜グレン・キャニオン国立保養地が一望できました。(と言ってもどこがどこかはよくわかりませんでした😅)

グランド・ステアケースは大階段(正確には大段丘)という意味で、エスカランテはスペインの冒険家の名前。このあたりは、ブライスキャニオンから東に向かって階段状になっているらしいです。

グランド・ステアケース・エスカランテ国定公園は、今回の旅行で初めて知りましたが、調べれば調べるほど、もっとちゃんと調べてから行ってみたいと思う場所。デラウエア州(≒千葉県)と同じくらいの広大な敷地で、観光用にはまだあまり整備されておらず、情報も少なく、なかなかハードルが高そうです。私たちが前日に行ったToadstool Trailは、この国定公園の端っこのほんの一部でした。

Jacob Lake Inn

出発から約1時間、ガイドさんが「最後のトイレだよ」と言って立ち寄ったのが、ホテル兼レストランのJacob Lake Inn。

私がトイレから出てきたら、ガイドさんがクッキーを食べていて、「ここのクッキーは絶品だよ」と言うので、トイレを使わせてもらったお礼も兼ねて、4人分のクッキーを購入しました。

(写真はJacob Lake Innからお借りました)

私と息子はChocolate Parfait、娘はChocolate Chip、夫は何か忘れました。

車に乗り込み早速食べてみたら、Chocolate Parfaitがめちゃくちゃ美味しい！！今までの人生で一番好みのクッキーかも、というレベル。

あまりに美味しかったので、帰りにも寄って欲しいとガイドさんにリクエストし、寄ってもらったのですが、この日は感謝祭前日で、お店は早仕舞いしており、買うことができませんでした😭😭😭

実は、車に乗り込むときに、先に乗った娘に「ちょっとクッキー持ってて」と渡したら、娘がクッキーを一枚落としてしまい、落としたのが娘のクッキーでした😨 娘がシクシク泣くので、私の分を娘にあげ(夫のではダメだった)、私は子供達から一口ずつもらっただけで、ほとんど食べられませんでした。夫が、夫の分を分けてくれましたが、それは普通に美味しかったけど、Chocolate Parfaitが食べたかった…。ちなみに、落としたクッキーは、後で子供達が半分こして食べてました👀

そんなこんなで、Jacob Lake InnのChocolate Parfaitクッキーは、旅先でたま〜に出会う「もう2度と食べられない可能性が高い、幻の美味しい食べ物」に仲間入り(人生で5個くらいある)。

このお店、グランド・キャニオンのノース・リムへと続いている道にあるので、もしかしたら、いつかグランド・キャニオンのノース・リムへ行くことができたら、またこのクッキーを食べられるかもしれません😊

Condor Viewing Site

カナブから1時間ちょっと走ると、オフロードに入り、オフロードに入ってすぐのところに、カリフォルニア・コンドルのビューポイントがあります。

ガイドさんが高性能の望遠鏡を持っていて、コンドルを探してくれました。

ビューポイントに双眼鏡がありますが、あまり質がよくなくてよく見えません。ガイドさんはハンターだそうで、望遠鏡は車に常備しているんだとか。

ガイドさんが見つけてくれて、望遠鏡で野生のコンドルを見ることができました🙌

全部で3羽いましたが、望遠鏡のレンズをスマホで撮影しているので、なかなか上手く撮れませんでした。

娘がコンドルの観察を気に入って、「もっと見たい」と言っていましたが、先が長いので30分くらいでここを後にしました。

娘はかなり名残惜しかったようで、車からもずっとコンドルがいたあたりを観ていて、コンドルが飛んでいるのをみつけてくれました！肉眼で、黒い小さなものが飛んでいるのが見えました！

このあとしばらく砂利道を走り、最後の1時間は凸凹道を時速10〜20マイルで進みました。

ホワイト・ポケット

出発から3時間半経って、ようやくホワイト・ポケットに到着！！

ホワイトポケットは、看板と駐車場はありますが、トイレもない未開の土地。トレイルの決まった道もないので、好きに歩きまわります。私たちは、ガイドさんの指示に従って、ぐるっと一周歩きました。確か２マイルくらいと言っていたような気がします。

駐車場からは、少しだけ砂の上を歩きます。

すると、メロンパンのような不思議な白い岩山が現れました🍈

このメロンパン岩は、Polygonal Cracks(多角形の割れ目)と呼ばれ、干ばつで土が乾いて地面がひび割れになるのと同じ原理でできた、とガイドさんが言っていました(たぶん)。

メロンパン岩の一角に、一本だけ木が生えているところがあり、↓の景色の写真がアップルの壁紙に使われたから、Apple Treeと呼ばれているそうです(リンゴの木ではありません)。

どこを見てもすごい景色が広がっていました。

到着して20分くらい散策した時に、同じくらいに来たカップルに「車の扉が開いていたよ」と言われて、ガイドさんが車まで戻るというハプニング。息子がドアを閉め忘れていたらしい。(家の車のドアもよく閉め忘れている。) ガイドさんは「なんの問題もないよ」と言ってくれましたが、息子はかなり凹んでいました。みんな旅行中は、何かしらやらかしちゃっています😓

ガイドさんを待っている間、お腹が空いたので持ってきたお弁当を食べ、メロンパン岩を歩き回りました。

メロンパン岩の近くには、柵がありましたが、どうやらその柵を超えて散策するのが当たり前のようで、他の観光客も柵の外を歩き回っていました。

柵を超えると、メロンパンとはまた別の景色。