新居に引っ越して約2ヶ月。忘れないうちに仮住まいの思い出を書いておこうと思います。
夫が渡米してから1ヶ月ちょっと、私と子供達は3週間、仮住まいで生活をしました。今となっては遠い昔のような日々。
過去2回の駐在では、赴任後最初の3ヶ月まではサービスアパートメント(ホテルと賃貸マンションの中間)に住むことができたので、今回もサービスアパートメントに住むと思っていたら、月単位で借りられる普通のアパートでした。
サービスアパートメントだとコンシエルジュが常駐していますが、我が家の仮住まいには、リースセンターはあったものの、月〜土の9-17時しか空いていませんでした。
せめて初日くらいはホテル滞在があるのが普通ではないかと思われますが、夫は最初から仮住まいのアパートへ行くよう指示されました。
夕方着の便でロサンゼルスについた夫は、そこからレンタカーを借りてサンディエゴまで移動し、仮住まいに着いたのが夜の10時頃。(さぞや不安だったことと思います。よくやった👏)
鍵は、ドアの前にロック付きの箱が置かれ、暗証番号を教えられていたそうです。が、その暗証番号を入力しても開かない。後からメールを見ると、直前に暗証番号を変えたという連絡が来ていたそう。
夜の10時にリースセンターの人がいるわけもなく、愕然としたそうですが、ドアノブを回すと、鍵が空いていて無事中に入れたそうです。
そんな茶番で始まった仮住まい生活。
仮住まいの外観↓
2LDKの間取りで、仮住まいとしては広さは十分。
当時ブログを書く予定がなかったので、仮住まいの写真は少ししかありません。
LDはこんな感じ↓
広さは十分でも住み心地は…。不満要素がたくさんありました。
仮住まいの不満① 洗濯機
洗濯機は部屋についていなくて、別の建物のコインランドリーへ行かないといけませんでした。これがかなりストレス🌀
まず、夫が一人だった2週間の間に、洗濯しようと思ってコインランドリーへ行くも、名前の通りコインが必要。しかも洗濯に25セントが7枚、乾燥機に6枚の計13枚。初回、そんなに持ち合わせがあるはずもなく、リースセンターへ行くも、両替できず。
今のコインランドリーは、アプリを使ってクレジットカードで支払いができるようになっているのですが、その時現地のSIMカードをまだ持っていなくて(楽天モバイルで何とか生活していた)、アプリがダウンロードできず。
1回目の洗濯は手洗いにしたそうで、すごくみじめな気持ちになったらしいです。
翌週銀行で両替をしてもらったそうですが、夫が行った銀行(自分の口座のある銀行)では、10ドル分しか両替してくれなかったそう。1回に3.25ドルも必要なので、たったの3回分。
仕方ないので、私と子供たちが渡米数日後に3人で銀行へ行き、特に口座もない別の銀行で20ドル分両替してもらいました!!(その前に入った別の銀行では、口座を持っていない人はダメ、と言われました。銀行によって対応はさまざま。スーパーのカスターマーカウンターで両替できるところもあるみたいです。)
コインはゲットしたものの、コインランドリーでの洗濯はとても不便で、とにかく早く引っ越したかったです。
サンディエゴは年中過ごしやすい気候と聞いて渡米しましたが、私と子供たちがサンディエゴに来た時は、異常気象ですごく暑い時期🌞 日中30〜35度でとにかく暑い日が2週間くらいあったのですが、仮住まいにはエアコンがついていませんでした。
最高気温が35度予報の日には、近所のモールで数時間暇つぶし。(でもそんな日に限って、曇りで気温がそこまで上がらなかった。)
日が沈むと外は涼しくなるのですが、仮住まいは風通しが悪く、夜も室内は30度以上。窓を開けて寝ても寝苦しく、不快な2週間でした😣
アメリカのお風呂では珍しくありませんが、仮住まいのお風呂は、カーテン+固定シャワーのタイプ。せっかくシャワーを浴びてもあまり気持ちよくありませんでした。アメリカのバスルームは、なぜずっと進化しないのか不思議でなりません。
また、バスルームの電気は換気扇とセットになっていて、電気をつけている間中換気扇が回っていて、その換気扇がうるさ過ぎでした。
これもアメリカでは珍しくありませんが、キッチンのコンロは電気で、蚊取り線香のような、ぐるぐる渦巻きが高温になるタイプ。(過去2度の海外赴任でも、電気コンロだったので、その上に卓上IHコンロを置いて料理していた。)
電気コンロは火加減が難しいし、消してもしばらくは熱いので危険。
あまり料理をしたい環境ではありませんでしたが、仮住まいにいた間はとっても暇だったので、ご飯も炊いたし、カレーやハンバーグなども作りました。
子供たちは既に大きいので3ベッドルームを希望しましたが、仮住まいは2ベッドルームでした😩
キングとクイーンが1台ずつあり、本来は2人ずつ寝るところですが、キングの部屋の方は夜暑い上に、ベッドも柔らか過ぎ。私と子供達の3人はクイーンの部屋、夫だけなぜかその環境でも平気で、一人キングベッドで寝てました。
クイーンに3人は寝られないので、私と娘がベッドで寝て、息子は床にシーツとブランケットなどを敷いて寝ていました。床が絨毯だったので、柔らかすぎるベッドより床の方が快適だったようです。
不満ばかりでしたが、よかったところも2点ありました!
小さなプールでしたが、アパートにはプールがあって、子供達は週に3回くらいプールで遊んでいました。
息子も娘も、日本で1年半ほどスイミングスクールに通い、クロールと背泳ぎは50mおよげるようになり、平泳ぎは習い途中でした。
スイミングスクールは大嫌いだった子供達ですが、泳げるようにはなりたかったようで、元スイマーの私に指導を懇願。3週間ほどの滞在中に、息子も娘も平泳ぎは形になり、飛び込みの練習もして、息子はクイックターン(クロールで回転するターン)もできるようになりました👏
プールがあったのはよかったのですが、洗濯機が気軽に使えなかったので、水着やタオルの処理には困りました。タオルは、よくホテルに置いてある大きな分厚いタオル。4人分の衣類に、タオルも洗うとなるとかなりの量で、プール用のタオルはあまり洗濯できませんでした。水着は、自分のものは自分で手洗いしていました。
私は日焼けしたくないのと、洗濯も面倒だったので、滞在中1度しかプールには入りませんでした。
仮住まいの良かったところ② 近くにモールがあった
仮住まいには、徒歩でも行けるショッピングモールがあり、スーパーも徒歩で行けました。
私と子供達は8月29日の夜に仮住まいに到着し、その翌日には夫は朝から車で出勤。徒歩圏内にスーパーがあったので、2日目は探検がてらスーパー2軒へ行きました。
ただ、モールは屋外の平面で、モール内でも結構歩かないといけなくて、スーパー自体も広く、おまけに暑かったので、スーパー2軒でヘトヘトに。それ以来徒歩で出かけたことはありません😎
こうやって思い返してみても、不便で不愉快な生活でした😖 その上、私と子供達が渡米して2週間後に、夫が5日間の海外出張へ行き、心細い日々もありました。今、新居で快適な生活を送ることができ、とってもありがたいです✨
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