3泊4日メキシコ世界遺産巡り⑦ 3日目後編 〜チョルーラ&プエブラ〜

2025/03/06

2025年 2月メキシコ 旅行

メキシコ旅行、3日目の記録後編です。

のつづきです。よかったら①から読んでください。

⑥(3日目前編)では洞窟レストランでブランチをしたところまで書きました。

3日目午後は、メキシコシティの大規模デモのため、予定変更で世界遺産の街プエブラとその近くにあるチョルーラへ行きました。


PM 1:15 チョルーラ観光
テオティワカンからチョルーラ(Cholula)までは、少し渋滞があって2時間近くかかりました。

チョルーラプエブラ州にある歴史的な都市で、コロニアル時代の影響を強く受けている。特に、スペイン人による征服後に建てられた教会や建築物が多く存在し、その中でもピラミッドの上に建てられた「レメディオス教会」が象徴的。一方で、古代メソアメリカ文明の遺跡や文化も色濃く残っており、コロニアルと先住民文化が融合した独特の都市とも言える。

チョルーラでは、ピラミッドの上に建てられた教会に登りました。

↓CHOLULAのサインの後ろがチョルーラの大ピラミッド。

このピラミッドは底辺の広さで世界最大。ほとんどが土や植生に覆われており、遠くから見ると丘のように見えます。私たちが行ったときは公開されていませんでしたが、トンネルが掘られていて内部の構造が見られるそうです。

↑上の写真の木の上にちらっと写っているのが頂上にある教会。チョルーラの標高は2150mなので、息切れしながら登りました。

↓ロス・レメディオス教会(Santuario de la Virgen de los Remedios)。

↓頂上からの景色。この日は雲で隠れていましたが、晴れていると標高5426mのポポカテペトル山(メキシコ第2位の高さで活火山)が見えるそう。富士山に似ているそうで、見れなくて残念でした。

上の写真の反対側は、この後行くプエブラ方面。

登りは苦しくて写真を撮っていなくて、下りの時に撮ったピラミッドの坂道。

坂を降りたら、ガイドさんがここでも「近くまで車を回します」と言ってくださり、15分くらいフリータイム。アイスを食べて、お土産物屋さんでマグネットを買いました。
↑アイスはダブル2つで$2.5(50ペソ)。安い!暑かったのでシャーベットが美味しかったです。

↓ガイドさんにピックアップしてもらったところ。なんでもない通りがカラフルでかわいい😍

チョルーラの滞在時間は30分くらいでした。


PM 1:15 プエブラ観光
チョルーラからプエブラ(Puebla)までは車で30分🚗

プエブラ16世紀にスペイン人によって設立されたメキシコ中央部の歴史ある都市で、コロニアル建築や文化が豊かなことで知られている。その中心地は「プエブラ歴史地区」としてユネスコの世界遺産に登録されている。この歴史地区には、プエブラ大聖堂やサント・ドミンゴ教会をはじめとするバロック様式の建築物が多く残り、独特の都市景観が見どころ。


ダウンタウンの駐車場に車を停めて、見どころをぐるっと一周しました。↓こんな歩行者天国もありました。月曜日の昼間でもそこそこの賑わい。

↓お土産物屋さんや飲食店が並んだストリート。

プエブラの伝統工芸品のタラベラ焼きのお店があり、夫が買いたがっていましたが、私の趣味とは違ったので何も購入せず。
タラベラ焼きは、ベトナムのバッチャン焼きと北欧食器ダンスクのマニラブルーを足して2で割ったような感じ。どちらも随分前に断捨離しました。


お菓子屋さんで、ガイドさんがプエブラ発祥のお菓子「カモテ」を購入していて、試食したら息子が気に入ったので一箱購入。芋羊羹のようなさつまいものお菓子です。

↓同じ通りを進んでいくと、壁に銃撃の跡がある建物がありました。1910年のメキシコ革命の際、武装蜂起を企んだ革命家アキレス・セルダンが警官隊に射殺された家だそうです。

途中で曲がって、ソカロ(広場)へ。

ソカロの周りはまるでヨーロッパ。

↓プエブラ市庁舎(Palacio Municipal de Puebla)。

↓プエブラ大聖堂(Catedral de Puebla)。

↓大聖堂の側面。

↓大聖堂の中。とても素敵な装飾でした✨

↓教会のすぐ横には、アメリカ大陸で一番古い図書館のパラフォクシアナ図書館(Biblioteca Palafoxiana)。1646年に建てられたそうです。月曜日は休館日で入れませんでした。

↓ソカロの一角にあったワニ🐊 子供が乗っていてかわいい。

プエブラは1時間くらいでぐるっと一周できましたが、時間があれば、他にも見どころはたくさんありそうです。


PM 3:40 アラブ式タコス発祥のお店
駐車場のすぐ近くにアラブ式タコス発祥のお店があり、せっかくなので食べてみることにしました。

このお店もメニューを見てもよく分からず。

ガイドさんの説明を聞いて、2種類のタコスを注文。そこそこ大きいので2つだけ注文。

お味は、美味しいけど、グアナファトでお昼に食べたタコスの方が断然美味しかったです。タコス2つで$5(=95ペソ、チップ込み)。安い!

おやつのつもりでしたが、結果的にこれがこの日の夕食になりました🌮

タコスを食べた後メキシコシティへ向けて出発。帰る頃には高速道路の閉鎖は解除されていて、2時間半ほどでホテルに到着。
ガイドさんによると、メキシコシティ-プエブラ間の高速道路で、前日にトレーラーが反対車線に突っ込んでガスタンカーを巻き込む事故が発生し、火災が起こって両方向とも長時間閉鎖されたそう。1日ずれていたら私達はメキシコシティへ帰れなかったかもしれません。やはり運は上向きです!



PM 6:45 ホテル周辺の散策
私たちがメキシコシティで宿泊したホテルは治安のいいコンデサ地区にあり、ガイドさんが「夜街を歩いても大丈夫」と言っていたので、少しお散歩してみました。

徒歩10分くらいのメキシコ公園まで行って帰ってきました。

↓メキシコ公園。子供達は散歩は嫌がりましたが、「ポケモンGOをやっていいよ」と言ったら喜んでついてきました。なぜかアインシュタインの銅像(↓右下)がありました。

ガッツリ食べるほどではないけれど、何か食べたいと思っていたら、公園のすぐそばにチュロスのお店を発見!人気店のようで行列ができていましたが、回転が早かったので並んでみました。(我が家には「行列に15分以上並ばない」という家訓があります。)

チュロスは揚げたてで、砂糖は白砂糖かシナモンか選べました。左側で先にお会計を済ませ、右側でレシートを見せてチュロスを受け取ります。欲張って1人2本ずつ、合計8本購入。ここでも注文は子供達がしてくれました!

チュロスはテイクアウトし、公園でいただきました。シナモンより白砂糖の方が美味しかったです。8本+チョコレートソース1つで$7(=142ペソ)

本場のチュロスで、行列もできていたのですごい期待しちゃいましたが、サンディエゴのオールドタウンのチュロスの方が美味しいです。(ただし、オールドタウンのチュロスは一本$5くらい。太いので1本でEl Moroのチュロス2本分くらいの量。)

チュロスを食べたあと、子供達のポケモンGOに付き合って公園の中を歩き、帰りにコンビニに寄って夫のビールを買い、20時頃ホテルに戻りました。




以上、3日目後編でした。
つづく。

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