3泊4日メキシコ世界遺産巡り⑧ 4日目前編 〜メキシコシティ歴史地区〜

2025/03/07

2025年 2月メキシコ 旅行

メキシコ旅行、4日目の記録前編です。

のつづきです。よかったら①から読んでください。

4日目最終日は、午前中に国立人類学博物館へ行ってお昼頃空港に送ってもらう予定でしたが、前日にメキシコシティ中心部へ行けなかったので、朝イチでメキシコシティ歴史地区へ行きそのあと駆け足で博物館を回りました。
4日目 2月18日(火)
07:00 ホテルを出発
07:30 朝食
08:00 メキシコシティ中心部観光
09:40 車で移動
10:10 国立人類学博物館
11:40 車で移動
12:10 メキシコシティ空港着
15:00 メキシコシティ発
16:30 ティファナ着(時差マイナス2時間)
17:50 自宅着



AM 7:00 ホテルを出発
予定変更でこの日も早めにホテルを出発。コンデサ地区のホテルから中心部までは車で20分🚗
もともとの予定では8時半出発で12時半に空港着というプラン。日本人ガイドさんの料金は半日でも1日でも同じで$550くらい。4時間のためにガイドをお願いするかかなり悩みましたが、安心を買うことにして4日目もガイドをお願いしていました。結果的に、柔軟に予定を変更してくださり、効率よく観光できたので、半日弱でもお願いしていてよかったです。

中心部の駐車場に車を停めて、朝食も含めて2時間ほどメキシコシティ歴史地区を散策しました。メキシコシティ歴史地区は1987年にユネスコの世界遺産に登録されています。

歩き始めて最初に目に入ったのは、ラテンアメリカタワー(Torre Latinoamericana)。ガイドさんが「展望台に登りますか?」と聞いてくださり、「あとで時間があったら」と答えましたが、全く時間ありませんでした…。


AM 7:30 カフェで朝食
この日の朝食はチュロス。ガイドさんに「チュロスを食べたい」と事前に伝えていて、歴史地区近くのお店へ連れて行ってもらいました。

お店に着いてみたら、前夜に自分達で行ったのと同じチェーン店のEL MOROでした😅 ただし、こちらは本店。

このお店は24時間営業。朝はテイクアウトのお客さんがほとんど。

私たちはイートインで、夫と私は2本ずつ、子供たちは「朝から甘いものはそんなにいらない」と言って1本ずつ。あとはホットチョコレートを飲んでみました。

揚げたてだから美味しいけど、ディズニーランドのチュロスとそんなに変わらないような。前の記事にも書きましたが、我が家は断然サンディエゴのオールドタウンのチュロスの方が好みです。

↓チュロス屋さんを出て、歴史地区へと歩く途中にあった「メキシコのオタクの聖地」。日本のアニメや漫画はメキシコでも人気だそうです。


AM 8:00 フランシスコ1世マデロ通り
フランシスコ1世マデロ通り(Av Francisco I. Madero)は、ソカロとアラメダ公園を結んでいる500メートルほど歩行者天国。

通り沿いには歴史建造物、教会、お土産物屋さん、ホテルもあり、観光客で賑わっているそうですが、平日の朝8時は閑散としていました。

反対側は、ガイドさん曰く「メキシコのスクランブル交差点」。こちらもあまり人はいませんでした。豪華な建物は、べジャス・アルテス宮殿(Palacio de Bellas Artes)。

↓タイルの家(La Casa de los Azulejos)。18世紀のバロック様式の宮殿で、現在はメキシコの有名なレストランチェーンとして利用されている。

タラベラ焼きのタイルで覆われているので、通称タイルの家。

↓聖フェリペ教会(Templo Expiatorio Nacional de San Felipe de Jesús)。19世紀末に完成したカトリック教会。後ろに見えるのはラテンアメリカタワー。

↓イツルビデ宮殿(Palace of Iturbide)。18世紀のバロック様式の建物。

↓マデロ通りのちょうど真ん中あたり。左の建物はH&M。

↓ラ・プロフェサ(The Professed: Temple of San Felipe Neri)。18世紀初頭に建てられたカトリック教会。メキシコシティは地盤が緩く、建物が傾いています。

この傾いた建物を見ながら、ガイドさんから「メキシコシティはもともと湖の上に築かれた都市で、とても地盤が柔らかい」と説明を聞きました。全然知らなかった!

メキシコシティの歴史かつては、この地域には「テスココ湖」という広大な湖が広がっており、アステカ帝国の首都テノチティトランが湖の中の島に建設された。この都市は運河や橋で結ばれた「水上都市」として栄えたが、16世紀にスペイン人が到来し、湖の多くが埋め立てられ、現在のメキシコシティが形成された。

最初の方に見たべジャス・アルテス宮殿も、柔らかい地盤の影響で建設当初から少しずつ沈下してるのだそうです。メキシコシティは地震が発生する地域なので、歴史的な建物が今でも残っているのはすごいことなのかもしれません。

マデロ通りをゆっくり歩いて20分ほどで反対側に到着。


AM 8:20 ソカロ
マデロ通りを抜けると、そこはメキシコシティ中心部のソカロ(広場)。

逆光なので写真は暗くなってしまいましたが、思わず「わぁ〜」と声が出てしまう風景でした。メキシコシティへ行ったら絶対に外せない場所です!早起きして行くことにしてよかったです。

ソカロ周辺でガイドさんが最初に案内してくれたのは、グラン・ホテル・シウダッド・デ・メヒコ(Gran Hotel Ciudad de México)。

このホテルは007/スペクターのロケ地。↓映画の最初にメキシコシティが出てくるので、旅行のあと家族で映画をチェックしました。

内装がとても素敵で、ロケ地に選ばれた理由がよくわかります。天井のステンドグラスはティファニー製のガラスなんだとか。夫は1人で映画館へ行くほど007好き、私も007は割と好きでこの作品は見た記憶があったので、ガイドさんが連れて行ってくれて感謝です。

ソカロももちろん映画のロケ地。

映画と同じ場所!

ソカロではしょっちゅうデモが行われるそうで、この日は「土地を返せ」というデモと「アガベがどうの」というデモをやっていました。

↓メキシコ国民アイデンティティの記念碑(Monument to the Mexican National Identity)。
このモチーフには、メキシコの国旗にも描かれている「サボテンの上に立つワシがヘビをくわえる」という象徴的なモチーフが含まれており、メキシコのアイデンティティを表現しているそうです。

↓国立宮殿(Patio Central de Palacio Nacional)。

↓テンプロ・マヨール(Templo Mayor)。アステカ帝国の首都テノチティトランにあった主要な神殿。メトロポリタン大聖堂の斜め後ろにテンプロ・マヨールがあります。

↓メキシコシティメトロポリタン大聖堂(Catedral Metropolitana de la Ciudad de México)。

この大聖堂は、アステカ帝国の神殿跡地に建設され、1573年に着工し、1813年に完成。そのため、ルネサンス、バロック、新古典主義など、さまざまな建築様式が融合したデザインが特徴。建設期間はあのサグラダファミリアより長い(!?)なんてすごい。

一つの建物かと思っていたら、右側と左側で別の建物。左側がメトロポリタン大聖堂で、右側はサグラリオ・メトロポリターノ教会(Sagrario Metropolitano)。サグラリオ・メトロポリターノ教会は1749年着工、1768年完成のバロック様式で、メトロポリタン大聖堂の一部として機能していて、内部でつながっている。

↓大聖堂の中。

この大聖堂も傾いており、シャンデリアが斜めにぶら下がっているように見えました。


AM 9:10 タクバ通り
ソカロ周辺を観光した後は、タクバ通り(Calle de Tacuba)を歩いて駐車場の方へ戻りました。

タクバ通りはアステカ時代にまで遡る歴史を持っていて、アメリカ大陸で最も古いの道の一つ。007/スペクターの最初の最初のシーンがこの通りでした。

↓国立美術館(Museo Nacional De Arte)。↑上の写真の黄色い建物の奥が国立美術館。

↓メキシコ中央郵便局(Palacio Postal)。世界一美しい郵便局と称されることもある現役の郵便局。中に入ってみましたが、朝早かったから奥までは入れず。入口から少し見ただけでもとても豪華そうでした。

2時間くらい歩いて主要観光スポットを回って駐車場へ戻りました。2時間では全然足りませんでしたが、デモのせいで危うく行けないところだったので、行けただけよかったです!



以上、4日目前編でした。
つづく。

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