引っ越しにまつわるアレコレ⑤ 子供達の予防接種

2023/01/17

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年明けから大雨&嵐が多いサンディエゴ☔︎

今朝は、子供達を学校へ行く時に通る道路沿いで、木が倒れたのか土砂崩れがあったのかで、道路が封鎖され、渋滞していました。巻き込まれた車はなかったし、私も封鎖された区間を回避してすぐに帰ってこられたのでよかったです。

サンディエゴ川流域では道路が冠水し、日本のYahooニュースでも取り上げられていたようです。



話は変わり、今日は久しぶりの引っ越し関連ネタ。今回は子供達の予防接種について。


引っ越しにまつわるアレコレシリーズ 引っ越しにまつわるアレコレ① 赴任前の子供の英語
引っ越しにまつわるアレコレ② お金のこと
引っ越しにまつわるアレコレ③ 仮住まいでの生活
引っ越しにまつわるアレコレ④ 入居前後に苦労したこと


海外赴任で大変なことの一つが予防接種。日本と海外では必要な予防接種が違っていて、追加接種が必要になることが多いです。


途上国に赴任の場合、大人も追加接種が必要な可能性が高く、2010年のフィリピン赴任の際は、夫婦でA型肝炎(3回)、B型肝炎(3回)、狂犬病(3回)、日本脳炎(3回)の予防接種を受けました。


今回のアメリカ赴任では、大人は追加接種は必要ありませんでしたが、子供達はいくつか必要になりました。

ただ、息子と娘は2人ともシンガポール生まれ。シンガポールの予防接種はアメリカとほとんど同じだろうと勝手に思っており、わりと直前まで調べておりませんでした💦 そして、調べたにも関わらず、足りないものがあり、渡米後にも追加接種をしないといけませんでした😱


 渡米前の予防接種

娘: A型肝炎2回 (7月11日、8月9日)

息子:日本脳炎 (6月27日)


アメリカ赴任の場合、州によって必要な予防接種は違います。カリフォルニア州の学校ではA型肝炎は必要ないのですが、赴任後アメリカで他の州へ引っ越しの可能性がゼロではないので、一応A型肝炎は受けておくことにしました。息子はシンガポールでA型肝炎の予防接種は完了していたので、必要ありませんでした。


日本脳炎は、アメリカでは必要ありませんが、日本では9歳の時に2期(4回目)の定期接種があります。息子は既に10歳だったので本来なら接種は終わっているはずなのですが、メーカーの問題でワクチンの生産量が減ってしまい、1期の子が優先で息子は1年以上打てませんでした。帰国時には定期接種の対象年齢からおそらく外れてしまうので、医療機関に事情を説明したら接種してくれるとのことで、赴任直前に接種しました。


 日本で予防接種証明書(英語)を準備

アメリカで現地校へ子供を通わせるためには、予防接種の記録を学校へ提出しないといけません。

予防接種の証明書は、区役所で1人分300円で発行してもらうことができます。(ネットで調べると区役所で発行してくれるという情報はすぐには見つかりませんでした。代わりに、トラベルクリニックの宣伝が出てきて、1通5000円〜15000円くらいでした。)


渡米は8月29日、娘のA型肝炎の2回目が8月9日。お盆休みもあってギリギリでしたが、なんとか間に合いました!!でも、とっても大変でした。


息子も娘もシンガポール生まれのため、シンガポールで受けた予防接種は、シンガポールでもらった母子手帳に記録されています。

何をいつ打ったのかが分かるように、シンガポールから帰国した際、日本の母子手帳に私が手書きで記入しました。


区役所では、最悪日本で受けたものだけ英訳してもらえればいいかなと思っていましたが、シンガポールで受けた分もまとめてもらえるか聞いてみたら、担当の人がいい人で、上の人に掛け合ってくれて、まとめて一覧にしてもらうことができました。

とは言っても、区役所の人が一覧を作成する前に、私が申請書に全て記入しないといけなくて、2人分の申請書を書くのに1時間半くらいかかりました。区役所の担当の人と、間違っていないか確認しながらの作業で、なんとか記入できました。

ややこしかったのが、シンガポールは5種混合、6種混合が基本のものが、日本では3種混合、4種混合なことと、日本では麻疹風疹(MR)、水疱瘡、おたふく風邪がバラバラなのに対し、シンガポールではMMRVで一つなこと。私が帰国時に書き写したのが間違っていて、娘は水疱瘡とおたふく風邪を1回ずつ余分に受けていたことが判明しました😂


こんな感じの一覧になりました。

とてもややこしい記録を1通300円で作ってくれて、本当にありがたかったです。


でも、渡米後間違いがあったことが発覚しました😰 娘のポリオの記録が3回分抜けていました。どうしようもないので、4種混合のところに手書きでIPVと追記しました。


 渡米後の予防接種

渡米前に予防接種も終わって、証明書も準備できて、万全だと思っていましたが、渡米後、家が決まって学校の編入手続きについて調べているときに、念の為予防接種についても確認したら、息子の予防接種が足りないことに気づきました😫


足りなかった予防接種は?

アメリカでは、Tdapという名の3種混合(破傷風、ジフテリア、百日咳)が5回必要なのに、息子は4回しか受けていませんでした。

娘は、年長の時に、かかりつけの小児科医の勧めで5回目を自費で受けていました。

本当に必要なのかなぁと思いなが受けた記憶がありますが、かかりつけ医は予防接種には積極的な意見の持ち主だったので、アメリカの標準を勧めていたのだとこの時納得しました。(区役所では、娘が5回接種していることに驚かれました。) 

息子も同じ先生にかかっていましたが、息子の時にはまだ5回接種は推奨していませんでした。


息子の予防接種

家の近くの小児科を予約して、9月中旬に行きました。

先生によると、Tdapの他に水疱瘡も打たないとのことで、インフルエンザも打った方がいいと言われ、息子は3つ予防接種を受けました👀


娘の予防接種

息子の予防接種の一週間後に、念の為娘も同じ小児科へ行きました。

インフルエンザは勧められると思っていましたが、他にも水疱瘡とA型肝炎も必要と言われ、娘も3つ受けました。

水疱瘡は、アメリカでは4-6歳に一回接種をするようで、子供達は2歳の時に2回目を打っていたので、タイミングの問題でまた受けないといけなかったみたいです。娘は結果的に4回も水疱瘡の予防接種を受けています👀 

A型肝炎は、娘の3回目は間隔が早すぎるので、間違えられたようです。ブログを書いていて気づきました…。この前の週末に、夫の友人(小児科医)が出張のついでに我が家へ遊びに来てくれたので、問題がないか聞いてみたら、アレルギーとかなければ余分に打ってしまっても問題はないと言っていました。よかった😂



 予防接種の費用

子供達の予防接種の費用は全て無料でした。保険でカバーされているのか、定期接種で国が負担しているのかよくわかりません💧 



 予防接種の記録と今後の予定

アメリカでは、イエローカードというものに予防接種の記録をしていたようです。でも、今はオンライン化されているからか、カードはもらえませんでした。

子供達の予防接種の記録は、過去の分も含めて全て病院のシステムに入力されていて、家でも確認することができます。



予防接種の記録がシステムで管理されているため、病院のウェブページにログインすると、どの予防接種の期限がいつ、という感じで表示されます。

息子は、次の誕生日までに、HPV(子宮頸がん)と髄膜炎の予防接種を受けないといけないようです。(HPVは、アメリカでは2011年から男の子も接種が義務付けられました。)

あと、システム上、息子はポリオ、娘はA型肝炎とB型肝炎の追加接種が必要になっています。息子のポリオは多分必要で、娘のA型肝炎は、夫の友人曰く、打っても問題ないけど追加で打つ必要なないと思うとのことでした。B型肝炎は、システム上に一回分入力漏れがあるので必要ないものと思われます。

とりあえず、3月に息子の予防接種を受ける予定です。


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3度目の駐在妻生活
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